アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
私はこのところかなり仏教に傾倒しています。
入院中は『維摩経をよむ』(菅沼晃、NHKライブラリー)、続いて『般若心経講義』(高神覚昇)を読み、最近では『NHKこころ読む 仏典』(中村 元)のテキストとカセットテープで勉強しています。
仏教がものすごく面白いのです。
仏教の視点で見ると、アドラー心理学がよくわかるので、楽しみが倍増します。
「なるほど。アドラー心理学のこの点は、仏教のここと共通してるんだ」ということがわかり、学びが深く広くなります。
前にも書いていますが、Aの学びとBの学び、それぞれ異質なものだとしても、それらの学びが共鳴し合って、何か新しいもの創造することが感じられます
昨日はYouTubeアドラー心理学専門チャンネルの収録の際、仏教の「四苦八苦」の話をしました。
そのうち使ったスライドをいくつかご紹介します。
■YouTubeアドラー心理学専門チャンネル の6月用に収録した4本の動画の配信予定は次の通りです。
配信日 タイトル
6月3日 四苦八苦しながらも生きる知恵 岩井
6月13日 職場のアドラー心理学 「働きがいのある職場にするために」 永藤
6月20日 エッセンシャル・パフォーマーとしての自分軸 岩井
6月27日 アドラー心理学で考える やる気(モチベーション)の高め方 永藤
予告としてお伝えいたしました。
さらに私は7月のアドラー心理学ゼミナールを自ら担当することにしました。
「質疑応答&フリートーク」のタイトルです。
受講者の方と色々と対話をしたいなと考えております。
ところで、皆様は「四苦八苦」の本当の意味をご存じでしょうか?
何よりも仏教の「苦」の意味をほとんどの人が誤解しています。
辞書では「苦」の2つの意味をこんなふうに書いています。
(1)精神的・肉体的な苦しみ
日常生活では「貧・病・争・能(力)」
(2)(仏教では)自分の思いどおりにならないこと。
この後の楽しみはYouTubeアドラー心理学専門チャンネルの関連動画をもとにご覧ください。
ご視聴は https://youtube.com/@user-pq7cw7zh9h からどうぞ。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>5月の花(20)