アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(9月23日)は「再生の日」(左手の3本半の指の切断をした4月23日)から5カ月の日。
私たち夫婦は、中野のカレーの店を検索しランチを楽しみ、新井薬師に向かいました。
薬師如来と観世音菩薩にここまで順調に推移していることに感謝を捧げました。
散歩していると、秋の空や木々の美しさを感じます。
今日はこれから、区役所に行って身体障害者手帳交付申請をしてきます。
数日前に、大学病院の形成外科の先生による「診断書・意見書」が届いて、確実に身体障害者手帳が手に入ると予測されます。
形成外科のS教授は、私の壊死状態になっていた左手の指を観察しながら、残せる部位をできるだけ残そう、との趣旨で絶好のタイミングを図り、また、その後のリハビリのために私の近所の整形外科医院を紹介してくれました。
S教授に感謝します。
整形外科医院では、理学療法士の駒木尊裕さんと出会い、身体面だけでなく、心理面・生活面のリハビリの指導を受けました。
駒木さんに感謝申し上げます。
生活面のリハビリだけでなく人生のパートナーの妻は、救急車で運ばれた2月26日から今日まで、1日も欠かすことなく私に寄り添ってくれて、左手の手のひらと指、左腕のマッサージをしてくれるだけでなく、自立(依存しない生活)と自律(セルフコントロール)に向けて、甘やかさない対応を心がけてくれています。
お陰でボタンを留める不自由さはありながらも、着替えから入浴まで自分でできるようになりました。
この妻有りて、の思いで感謝しています。
スタッフにも感謝しています。
アドラー心理学を学んでいる人たちなので、いきなり親切そうな振る舞いをすることなく、「・・・・しましょうか?」と一声かけて、あるいは、私の依頼を受けて私のサポートをしてくれます。
ヒューマン・ギルドの受講者や会員の方々にも感謝申し上げます。
先日のカウンセラー養成講座後の後片付けも全員でこなしてくれましたし、懇親会の席でも私を気づかって、料理の取り分けをしてくれました。
誰一人、お酒を飲むことを勧める人がいなかったのも有難かったです。
また、会員の方々も、私へのメッセージの最後に「返信は不要です」の文言を入れてくれる人が多かったり、祈りを捧げ続けてくれた人たちが多数いらっしゃったことがうれしいです。
今日の身体障害者手帳の申請から交付までは1カ月以上かかると思いますが、私は障害者としてある種の決意があります。
・障害者になってしまったことは、見方によっては「不運」であり、生活上も孫を「高い高い」ができなったり、いつもそうであるようにパソコンのキーボードをほとんど右手だけで操作したりするなどは「不便」でありますが、「不幸」であるとは瞬時も思ったことがありません。
この思いを続ける決意をします。
・それどころか、一つひとつの仕事をするときには、今までの2倍以上丁寧に処理しています。このブログも一文字一文字丁寧に書いていますし、推敲も十分重ねています。
この丁寧さを続ける決意をします。
・障害の不便さを自覚することによって事の軽重ートリビアル(ささいなこと)とエッセンシャル(本質的)の感性が研ぎ澄まされています。この感性が育ったことに感謝しつつ、この感性をますます育てることを決意します。
・実は、私がこの障害に至ったことについて、ある人の対応上の手落ちがあったのですが、私はその人と対応を恨まないことを決意します。
私はこれから、アドラー心理学で生きるお手本になるよう、障害者のあるタイプの生き方を模索します。
変わらぬご支援とご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>9月の花(24)