アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

8月8日(月)に成田を発ち、カナダのご自宅に戻られたペルグリーノ博士は、時差調整もうまくいき、元気を回復されたようです。

8月3日に「オペラサロン トナカイ」で3人の歌手がペルグリーノ博士のために歌った

(1)「ふるさと」の英語バージョンと

(2)2011年4月10日の来日時にプラシド・ドミンゴが歌った「ふるさと」

のWeb Siteをお伝えしたところ、とても感激したメールが届きました。

 
(オペラサロン トナカイご満悦のペルグリーノ博士)

メールの要点を日本語でお伝えします。

「昨晩、リーズと私であなたが教えてくれたsiteにアクセスしました。
2人ともプラシド・ドミンゴの歌を聴いてとても幸福な気分になったことをお伝えします。

最初は、もう1つの曲の歌と歌詞でオペラサロンにあなたのご家族と過ごした幸せな思い出がよみがえってきました。
リーズと私は、深く感動し、目には涙が浮かびました。

このsiteを教えてくれてありがとうございました。
本日、家族のメンバーと友人数人に伝えるつもりです」


ところで、ドミンゴのコンサートは、東日本大震災の1カ月後の4月10日に東京で開催されました。

多くのアーティストのキャンセルが相次ぐ中にもかかわらずドミンゴはやって来て、コンサートが終わりに近づいたときに聴衆のために「ふるさと」を日本語で歌いました。

聴衆と1つになり、涙を流す人たち続出の感動的なシーンです。

是非ご覧ください。

  ↓

プラシド・ドミンゴが歌った「ふるさと」

 
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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

ヒューマン・ギルドには 3つの養成講座 があります。
今後の開催順にお伝えします。

1.アドラー・カウンセラー養成講座

2.ELM勇気づけトレーナー養成講座

3.SMILEリーダー養成講座


わかりやすく言えば、アドラー心理学の「プロ」の養成課程です。

最近、ヒューマン・ギルドから一部の人たちにこれらの受講をお勧めするメールをお送りしました。

「そんなメール届いていないよ」という方は、以下の3点にご注目ください。

(1)やがてこれらの専門課程に進むことを希望される方は、まずは、アドラー心理学ベーシック・コース と 「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」をご受講ください。どちらが先でもOKです。

(2)「もう両方とも受けているけれど、養成講座はまだ」という方は、(3)をパスして以下に進んでください。

(3)「どこかの養成講座(「ELM勇気づけリーダー養成講座を含む)は受けているけれど、もっと力をつけたい」という方には、再受講がお勧めです。かなりの格安受講料を設定しています。

それでは、長文ですが、以下に進んでください。
メールをコピー&ペーストしたものです。

以下引用

アドラー心理学ベーシック・コースとSMILEの受講を修了された方、また修了を目前にされた方で、カウンセラーやリーダーとしての資質を感じる方に限定して案内をお送りいたしております。

詳しくは添付ファイル、または同内容ですが、以下のご案内をご参照下さい。
 
夏の暑さに負けない、皆様の学習熱の上昇を期待いたしております。
 
-------------------------------------------------
ベーシック・コースとSMILEを修了された皆様へのご案内
-------------------------------------------------
この案内は、(1)アドラー心理学ベーシック・コースとSMILEを受講済み(一部受講予定も含む)で、(2)アドラー・カウンセラー養成講座やELMリーダー・トレーナー養成講座、SMILEリーダー養成講座の受講資格を有し、それだけでなく(3)アドラー・カウンセラーとして今後活躍できる素養があると思われる人、の3条件を満たす方を対象にお送りしています。
 
趣旨は、アドラー・カウンセラー養成講座を初めとする「養成講座」のお勧めです。 アドラー・カウンセラー養成講座は、専門家だけでなく、(1)現在は他のお仕事もしながらもアドラー心理学に魅力を感じ、やがてはカウンセラーとしての可能性を模索する人、(2)カウンセラーになるつもりがなくとも、カウンセリングのスキルを学ぶことによって対人援助に役立てたい人、にも門戸が開かれています。
 
アドラー・カウンセラー養成講座は、次の概要で開かれます。ふるってご参加のほどご検討ください。

■アドラー・カウンセラー養成講座8日間1コース 
  
ベーシック・コースとSMILEを修了(宿題・課題を終わらせている方)を対象にカウンセラーを目指す方のためのコースです。
 講 師:岩井俊憲 他
 日 程:8/25.26.9/8.9.22.23.10/6.7(土・日)
     土曜日13:30~19:00・日曜日10:00~17:30 
 受講料:(120,000円) 再受講は4日間(20,000円)
 会 場:ヒューマン・ギルド研修室
★お申し込みの際にはベーシック・コースとSMILEの受講年月、講師名、SMILEの宿題(課題)が提出済みかをお知らせ下さい。★テキストが2冊必要です。「アドラー心理学教科書」2,100円「カウンセリング・マインドの育て方」1,680円(送料1冊310円、2冊380円)、事前に読んでからご参加下さい。お持ちでない場合は、申し込みの際に購入希望と書籍名をお知らせください。
 
 アドラー心理学教科書 アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方
 
(1)SMILEの課題がまだ終わっていない人は、アドラー・カウンセラー養成講座が終わるまでに課題をご提出いただければOKです。
(2)8日間全部に出られなくとも、最終日(10/7)を含めた6日間ご参加いただければ、修了試験を受けることが可能で、後日補講の方法もあります(追加受講料不要)。
(3)一括で受講料支払いが困難な方は、ヒューマン・ギルドの会員に限り来年の3月末までに全額支払い完了となる分割払いのご相談もさせていただきます。
 お申し込みをお待ちしています。
 
------------------------------------
■ELM勇気づけトレーナー養成講座

「30分で勇気づけの研修ができたら?」。こんなニーズに応える研修がヒューマン・ギルドで開発されました。あなたも勇気づけリーダーになれる講座です。ヒューマン・ギルドのプレミアム会員でベーシック・コース、SMILEの修了者に限る。定員12名まで。
 日程:第17期 2012年9/29(土)30(日)
    第18期 2012年12/22(土)23(日)
    1日目14:00~19:00・2日目10:00~17:00
 講師:鈴木三穂子氏他(ELM 開発メンバーのうち2人)
 会場:ヒューマン・ギルド研修室
 受講条件:ヒューマン・ギルドのプレミアム会員であること    
      ベーシック・コース、SMILEの修了者に限る 
 受講料:45,000円(消費税込み、資料バインダー付き)  
 再受講:20,000円(テキスト持参)
 
★お申し込みの際はベーシック・コースとSMILEの修了年月をお知らせ下さい。
◆また、まだヒューマン・ギルドのプレミアム会員になっておられない方は、この機会にご登録をお願いします(http://www.hgld.co.jp/toroku.html)。
 
---------------------------------------
■SMILEリーダー養成講座(3日間)
SMILEリーダーを養成するためのコースです。SMILE一般コースとベーシック・コースの両講座の修了者が対象。3日間で1セット
 
 講師:岩井俊憲
 日時:2012年11月コース11/23.24.25(金祝・土・日)
    1日2日目10:00~18:30 3日目10:00~17:00
 会場:ヒューマン・ギルド研修室(東西線神楽坂駅より徒歩3分)
 受講料:プレミアム会員(75,000円)一般(80,000円)     
    再受講(20,000円)
★お申し込みの際は、ベーシック・コースとSMILEの修了年、講師名をご記入いただき、SMILEの課題(宿題)が終わっているかいないかを明記して下さい。
 

(よくぞここまでお読みくださいました! ありがとうございました!)
 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

会社に『児童心理』 9月号(株式会社 金子書房、848円+税)が届いていました。

児童心理2012年9月号

2012年9月号

定価890円
(本体848円+税)

9月号は、子ども目線に立つの特集です。

永藤かおるさん と私の執筆による『ワークショップ 子どもを勇気づける教師になろう!-アドラー心理学で子どもが変わる』の連載は6回目、最終回になりました。

勇気を持って生きていくことの意味、
そして勇気を伝えていくことの意味。

というタイトルになりました。

内容は、一時期アルフレッド・アドラーの弟子であったヴィクトール・フランクル(1905-1997)の生きる意味を問う言葉から始まり、生きていることの存在価値に触れ、「勇気」の漢字・英語のそれぞれの成り立ちを説き、最後には、次のような「子どもを勇気づけ教師の6つの指針」で終わります。

(1)教育の究極目標を意識し続けよう

(2)夢を持たせよう

(3)子どもたちが協力に向かえるよう働きかけよう

(4)子どものできている点に注目しよう

(5)子どもたちに感謝しよう

(6)教師自身がモデルを示そう


この連載は、岩井俊憲/永藤かおるの共著となっていますが、実際は、私がメモ書きで素材を提供しただけで、永藤かおるさんが長文にまとめてくれました。
改めて彼女に感謝申し上げます。

(注)『児童心理』は、3月号から9月号までヒューマン・ギルドでも在庫をしています。
プレミアム会員には、3冊以上まとめていただけると、消費税カットの@848円、送料サービスでお送りします。

<お目休めコーナー> 続・我が家の窓辺

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おはようございます。出勤日なのでモードを切り替えた ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「あなたに特別に1日25時間が与えられたら、+αの1時間を何に使いますか? ただし、寝ること、仕事をすることは除きます」

あなたならこの問いにどう答えますか?

ある研修で上のように問いかけられたとき、私は「音楽鑑賞か読書をします」と答えました。

ゆったりモードの+αの時間の土曜日に読んだのがこの小説『孤舟』(渡辺淳一著、集英社、1,600円+税)でした。

孤舟
渡辺 淳一
集英社

そもそもは、ある労働組合の副委員長からお勧めいただいておりました。

主人公の大谷威一郎は、大手広告代理店の東亜電広を上席常務執行役員で退いて、バラ色の第2の人生を送るはずでした。

ところが妻や子どもに疎まれ、妻は「主人在宅ストレス症候群」に。

家庭に居場所のない威一郎は、再就職の道も閉ざされ、元の会社に行くに行かれずにいるうちに妻は家出(娘のアパートに同居)。愛犬のコウタロウと共に広い家に取り残されます。

この段階で主人公とほぼ同じ世代の私は、とても嫌な気分になりました。なぜなら、主人公と同じような、大企業の管理者を定年退職をして、家に居場所のない友人が何人もいるからです。

主人公は、家出した妻から銀行の預金通帳を引き取り、そのお金でデート・クラブに登録、小西佐智恵とデートを重ね、家にも招き入れますが、どうということには至りません。

「小西くん」を家に呼び、京都旅行をたくらむ主人公は、妻子が家に突然来たことで予定を急にキャンセル。それを契機に連絡が取れなくなります。

やがて「小西くん」は、結婚予定を告白。主人公の年甲斐もない淡い恋は終わります。
このところは、渡辺淳一ならではの展開です。

母娘が喧嘩をしたことで妻が家に戻ると、主人公が妻の想像以上に自立していることを認められ、料理教室に通う決心を固めます。

最後は、「小西くん」との最後の逢瀬。最後は2人が初めて出会ったホテルのフレンチ・レストランで主人公が大奮発します。

最後に2人は握手をして別れます。

渡辺淳一は、満たされた気分に浸った主人公につぶやかせてこの小説を終えます。

「よし、今日から新しく生きていこう」
どれだけやれるかわからないが、とにかくいまから一歩踏み出してみよう。すぐ駄目になるかもしれないが、まず変わるのだと、威一郎は自分にいいきかせる。


社会的に自立していたように思われていた主人公が、家庭的な側面を含めて真に自立する姿を描いた力作です。

熟年男性およびその予備軍、彼らの配偶者、こういった夫婦にかかわりのある方に特にお勧めします。


ところで、この小説をヒントにして私は、自立の4つの側面として次のことを考えました。

総合的自立=社会的自立+経済的自立+心理的自立+家庭的自立

そして、このことを付け加えておきます。

真の自立は「孤立」でなく、協力し合える素養を持った人のみが達成可能である。


<お目休めコーナー> 我が家の窓辺

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月11日)からゆったりモードに入っています。

今朝は8時起床。久しぶりに8時間も眠りました。
やはり疲労が蓄積していたのですね。 

昨日は、出かけるカミさんを見送って、買い物と外食のほかはずっと家にいて、買い増しした東芝のパソコンに慣れ親しんだり、本を読んだり、昼食を作ったりしていました。

外食は、家の近くの桃太郎ずし中野店に行きました。
日頃は回転寿司に押され気味のこの店、休みだけに混雑していました。

さて、久しぶりに「リーダーの人間力」をテーマにします。

今までには、次のとおり書いてきています。

◆7月20日付け リーダーの人間力(1):小説のお勧め

◆7月26日付け リーダーの人間力(2):本物のリーダーが書いた本

◆7月29日付け リーダーの人間力(3):人間力を備えたリーダーの5つの特質

とりわけ7月29日のブログでは、「人間力を備えたリーダーの特質」として次の5つをあげました。

1.志を持っている

2.言行一致している

3.人々の信頼を確保している

4.変革への強い意志がある

5.勇気がある


今回は、1.の「『志』を持とう」について書きます。 

私は、研修の際に次のスライドを使います。



まずは、志は心に(-)が生じても、それを上回る(+)を配置することです。

このことは、拙著『アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方』(コスモス・ライブラリー)にも書いています。

アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方―人はだれに心をひらくのか
岩井 俊憲
コスモスライブラリー

 次に、「志」は(1)「心指し」とも(2)「心差し」とも分かち書きできます。

(1)の「心指し」は「心の指し示す方向」で、「使命、ビジョン、目標」を示します。

(2)の「心差し」は「心の物差し(倫理観)」を示しています。

このように、「志」を持つリーダーは、「やるべきことはやる!」「やってはならないことはやらない!」の倫理観をもとに、明確な使命感をもとにビジョンや目標を示さなければなりません。

リーダーの人間力に関する私の今夏の集中的な研究は、まだまだ続きます。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月10日)は、目覚めるやいなや桜島の写真を撮りました。

日の出のタイミングですが、桜島は姿を隠していました。

さて、昨日の午前中は、鹿児島県庁(下の写真)の2階大講堂で400人規模の講演を行いました。

「講演」と言っても、私はいつも一方的な話をすることがありません。
討議、演習、問いかけに対する応答などが混じるので、実際は研修です。

昨日も3人一組で進めてきました。

それにしても400人規模になると、進め方が難しいです。
それでも、県職員(教育委員会、県警本部を含む)に鹿児島県の市町村の職員も交えて、見知らぬ人とグループを組んでもらったのです。


(休み時間の風景、一番右が演台)

鹿児島県の人たちは、とても熱心で、3人一組をすぐに作ってくれ、自己受容度も高く、とりわけ感銘を受けたのは、呼吸法を行うときの姿勢が抜群にいいことでした。

お陰さまでみんなが乗りに乗った研修を終えることができました。


◆私が顧問をしている一般社団法人 人財開発支援協会 では、9月19日からヒューマン・ギルドを会場として第5期 「研修講師育成講座」 を開講します。
私のような講師の道が開かれます。

ご関心があるプレミアム会員の方には、私からメリットのある受講の仕方をアドバイスします。ご相談ください。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日(8月10日)鹿児島県庁で「メンタルヘルス研修」を行うために鹿児島市に来ています。

宿泊先は鹿児島東急ホテル。
フロントで「ツインの、景色のいい部屋をご用意いたしました」とうれしい申し出。
桜島がベランダからしっかりと見えました。

ところで、私が九州に来るたびに思うのですが、私の生まれ育った北関東と九州地区では言語のイントネーションが近くて(東北地方も含む)、関西地区に出張したときに比べると、親近感を覚えます。

ここからが私の仮説です。

日本には縄文文化が1万2千年にわたって根付いていたところに、大陸から弥生文化が伝わり、その勢力が関西地区を中心にだんだん広がる中に縄文文化を担っていた種族が北や南に移り住んで行ったのではないか、と。

このことに関して、月刊『致知』の9月号に東京大学の名誉教授の月尾嘉男氏が東北大学大学院の教授の安田善憲氏と「いま日本の進むべき道」の対談が掲載されたことが私の興味を引きました。

『致知』2012年9月号

その中に縄文文化について、私たちの認識を新たにする内容が語られていました。
ポイントを3つにまとめてお伝えします。

1.縄文文化は、農耕の弥生文化に取って代わられたマイナーな存在とされていたが、そうではなく、人類文明遺産の中でも画期的で、世界史の中で位置づけられるべきものである(安田氏)。

2.日本の縄文文化は1万2千年以上続いて、その間、戦争が一度もなくて、人々は非常に豊かな暮らしをしていて、争う必要がなかった(月尾氏)。

3.縄文時代は人と人が集団で殺し合いをした形跡が一切ない。殺し合いを回避できたメカニズムは、縄文文化が生命を慈しむ文化であったことである。発掘される土偶は百%妊婦で、生命が非常に大切にされていた。生命の誕生と成長、そして死が人生の最重要課題で、それを中心に世の中が回っていたので、殺し合いもあまりなかった(安田氏)。


これもまた私の仮説です。

東日本大震災での被災者の対応を見ると、争うことがなく、お互いが協力し合い、秩序を重んじていた行動には、縄文文化以来のDNAが脈々と伝わっていたからではないか、と。

このように出張を単に観光や食事で終わらせるのでなく、地理という横軸と、歴史という縦軸をもとに仮説を立てながら、訪れた地を考えて、時に文献を参照すると、かなり面白いものの見方ができます。

だからこそ旅は楽しい。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月8日)は、新潟県五泉市で9:15~11:30と13:30~15:45の2回、それぞれ58人、56人の市職員対象にメンタルヘルス研修を行ってきました。

五泉市の印象は、まるでホスピタリティいっぱいの市だという印象を受けました。


(ホテルからの写真)

前日の6時過ぎに五泉駅に着いたら、研修担当の方がわざわざホテルまで送ってくれました。
タクシーで行けばいいと思っていたのですが、わざわざこのためにお越しくださったのです。

ホテルのマリエールに着くと、フロントでおしぼりと麦茶が出ました。感激です。
(ただ、このホテルでいろいろ格闘したのですが、私のパソコンと相性が悪かったのか、インターネットがつながらなかったことだけは難点でした)

研修の合間の1時間強は、私を講師控室で1人にしてくれました。

昼食には、こんな豪華な弁当がホテルから届きました。

できたてのホヤホヤ。

セルフケアと勇気づけを中心とした2人一組の演習には、みんな熱心に取り組んでくれました。

研修が終わると、待機していた市の車で五泉駅まで送っていただきました。

ホスピタリティいっぱいの五泉市の研修でかえって勇気をもらってきた私でした。

特に、窓口になられたOさんにか心から感謝申し上げます。

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ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

新潟県五泉市でのメンタルヘルス研修から帰ってきました。
明日になる前に更新します。

出張に持って行ったレッツ・ノートのパソコンがホテルのインターネット接続のUSBの影響を受けてしまっているため、新規に購入しながらなかなか使う機会のなかった東芝のパソコンからの投稿です。

ペルグリーノ博士からは、モントリオールに無事着いた、とのメールが届きました。一安心です。

さて、今回はペルグリーノ博士から改めて学んだこととして「カウンセラーが備えるべき3つのもの」について書きます。

私は常々、カウンセラーが備えるべき3つのものとして

1.理論

2.技法

3.人徳(人間性)

を必須のこととしています。

ペルグリーノ博士を思うと、間違いなくこの3つをしっかりと備えています。

今回は、このうちの人徳(人間性)の面に触れます。

私はペルグリーノ博士から人徳(人間性)の面で次の3つのことを指摘します。

1.寛容さ

2.勇気づけの資質

3.ユーモアのセンス


ここでは、寛容さに関するエピソードを書きます。

「アドラー心理学のカウンセリング/心理療法の技法」の第1日目に、デモンストレーションが終わった後の質疑応答の際に、質問者に対してカウンセリングをしそうになっているのをファシリテーターの立場で止め、休憩宣言をしました。
強制的に介入したのです。

休憩時間中にそのことを巡ってやり取りをしたのですが、ペルグリーノ博士は寛容に受け止めてくれました。
本来ならば、感情的にになって「お前いったい何をするんだ」と叱られても仕方がない場面でした。
別な講師ならば、「俺はもう帰る!」と、興奮してもやむをえないような事態でした。

ペルグリーノ博士は後で、質問者に対してカウンセリングをしそうになったことを「自分が間違っていた」と、私の立場を擁護してくれました。
寛容さを備えていないとできないことです。


総じていえば、私とペルグリーノ博士とでは12歳の年齢差がありますが、理論、技法、人徳(人間性)の3つの側面とも20年たっても及ばない、と痛感しました。

それでも、師を見習ってだんだん近づきたいと念願しています。

<お目休めコーナー> ホテル・グランドパレスにて(2)

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

ペルグリーノ博士を見送ってからオフィスでカウンセリングをしたり、家でゆったり「TVタックル」を観たり、日常生活に戻りつつあります。

今日は午後から新潟市の五泉市の研修のため現地に向かいます。

落ち着きを取り戻すと、ペルグリーノ博士が日本に、私に残してくれたものがしみじみとよみがえってきます。

個人的には、おみやげに私たち夫婦に腕時計をもらいました。

今までには、博士論文のコピーから英英辞典、アドラー心理学の原書、ブレザーなどまでたくさんのものをいただいております。

理論面ももちろんです。

今年の講座では、仙台での「現実的楽観主義者」、東京では「プロとアマのカウンセラーの違い」に加えて「プロとテクニシャンのカウンセラーの違い」も明確にされました。

仙台での「現実的楽観主義者」、東京では「プロとアマのカウンセラーの違い」については、数日前のブログに書いていますので、今回は、「プロとテクニシャンのカウンセラーの違い」について、私なりの理解をお伝えします。

プロのカウンセラー・・・・1人ひとりに対して違った対応ができる人

テクニシャンのカウンセラー・・・・テクニックに走り、繰り返す作業を得意とする人


次回は、「カウンセラーが備えるべき3つのもの」について書くつもりです。


<お目休めコーナー> ホテル・グランドパレスにて(1)

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

日ごろよりやや遅めの更新ですが、ペルグリーノ博士をカミさんと共に見送り、ホテルで朝食を食べてから戻ってきました。

ペルグリーノ博士は、お元気で帰国の途につかれました。

ご参加の方々に心から「ありがとう」のメッセージを伝えてください、と言い残して。


さて、昨日(8月5日)は、ヒューマン・ギルドで「アドラー派のカウンセリング/心理療法の技法」ワークショップの2日目を開催しました。

皆さんの和やかな表情をご覧ください。充実感にあふれていました。

昨日は、デモンストレーション(公開カウンセリング)を3つお披露目いただきました。

一人目は、写真を撮れなかったので、2人目からご紹介です。

「怒り」の感情を主訴としてカウンセリングが始まりましたが、ペルグリーノ博士は、怒りをテーマとして扱わず、組織に問題にフォーカスしました。

 ペルグリーノ博士は「組織のことはよくわからない」とおっしゃいましたが、クライエントの方には大きな気づきがあったようです。

3人目の方には、長としてのあり方を校長経験者のペルグリーノ博士らしく迫りました。

「早期回想」も1つ聴取。

公開カウンセリングらしく聴衆からもコメントをもらって終了。

最後はみんなの"See you, again."の声と花束贈呈で。

この花は、講座に参加できなかった小西彩子さんがわざわざ届けてくれたものです。

小西さん、ありがとうございました。

ワークショップの後は、別れを惜しむ人たちがペルグリーノ博士との写真や会話。


18:00からは、神楽坂のル・ブルターニュで通訳の埴原さんの慰労の集い。

ワークショップの反省と共に来年の計画も。

ペルグリーノ博士のワークショップは、無事終了したのです。

ご参加の方々、ペルグリーノ博士、埴原さんに心からの感謝を捧げます。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月4日)は、ペルグリーノ博士の「アドラー派のカウンセリング/心理療法の技法」ワークショップの1日目。

受講者は32名。遠くは沖縄、広島などから。

8月2日開催の「面接・質問技法」ワークショップと同様、博士の次の言葉が印象に残りました。

アマチュア・・・・・ベストを尽くす人

プロ・・・・なすべきことをする人


テキストを読み進め、午後にはデモンストレーション(公開カウンセリング)。

時々、聴衆に向かって説明することもあります。

板書しながら解釈を伝える場面も。

カウンセリングがひと段落してから聴衆の質問を受けます。

ところが、私はどうも進め方に納得のいかない部分があってファシリテーターとして介入。
質問者に対してカウンセリング・モードに入っていったからです。

休憩後、通訳の埴原さん、私のやや批判的な意見をもとにペルグリーノ博士は、丁寧に受講者に説明をしてくれました。

私たちは、ペルグリーノ博士の寛大さに心を打たれました。

17:00に講座が終わってからしばし研修室にいて17:40から香港酒家で懇親会。

ペルグリーノ博士、埴原さんを含めた28人が参加。

3つのテーブルに分かれて懇談。

途中で席を入れ替え後、参加者数人からペルグリーノ博士にまつわる話をしてもらいました。

うちのカミさんは、2000年11月に博士が日本にいるときにリサ夫人が亡くなられた際の話をしました。
人生の一大事におけるペルグリーノ博士の人間的な器の大きさが参加者に伝わりました。

埴原さんからも博士の人間性を伝わるエピソードを伝えていただきました。

最後は、ペルグリーノ博士のご挨拶。

ペルグリーノ博士の学識・技量と共に人間性が伝わったワークショップの初日と懇親会でした。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月3日)は、ペルグリーノ博士のオフの日、ショッピングとオペラにご一緒しました。

11:00にカミさんと共にホテルを訪れ、表参道のオリエンタル・バザールでのショッピング、さ・さ・さでの昼食、夜はオペラサロン トナカイ でのイタリアンをいただきながらのオペラ観賞をご一緒しました。

オリエンタル・バザールには、日本の日本の文化や伝統を感じが3フロアにわたって展示されています。
しかも価格がリーズナブル。私も欲しくなる商品がいっぱい。

ペルグリーノ博士は、浴衣を中心に購入。

 

同じ表参道にある青山さささ で昼食。

この店は、料理がおいしいだけでなく、ウェートレスのホスピタリティが抜群。

そのことをペルグリーノ博士が伝えると、彼女は感激していました。

午後の2時間半ほどをホテルでゆっくりしていただき、夜は、オペラサロン トナカイ行き。

ここには、18:00から大学4年生の息子も合流し、家族でペルグリーノ博士をおもてなし。

イタリアンをいただきながらオペラ観賞をするという、私のおもてなしリストの中の最高級のお店です。

この日の出演者は、次のとおりでした。

安達 沙緒理さん ソプラノ・リリコ・レジェーロ

西 ひとみさん   ソプラノ・リリコ

笹倉 直也さん   バリトン・リリコ

村田 千晶さん   ピアノ

オペラ曲を中心に、歌曲なども組み合わせ、舞台でパフォーマンス豊かに、ピアノの伴奏に合わせて歌ってくれます。

18:45~19:15の第1ステージが終わると、安達 沙緒理さん が席に挨拶に来てくれました。

ボストン音楽院を卒業している安達さんは、英語が堪能です。
博士と会話を交わしていました。

私たちの間に入って記念写真。
すみません、カミさんと息子の部分はカットしました。

第1ステージと第2ステージの合間に、「8月の誕生日や記念すべきイベントがある人はいませんか」の言葉につられて、カミさんがカナダのモントリオールから東日本の被災地を勇気づけるために来てくれた人がいます、と書いてウェーターに渡したら、第2ステージの初めにペルグリーノ博士の前に小さなろうそくが点され、祝ってくれました。

その曲目が「ふるさと」。私たちはジーンときてしまいました。

私たちは、第2ステージ(20:00~20:45)だけでなく第3ステージ(21:05~21:25)までいて、深い感動を覚えました。

ペルグリーノ博士は、イタリア語、英語の両方で歌っていました。

ペルグリーノ博士の特徴は、その場その場を楽しみ、感激し、そのことをしっかりと伝えることです。
出演者それぞれに感謝を伝えていました。

イタリアに留学経験もある西 ひとみさんとはイタリア語で会話。

ペルグリーノ博士から講座でアドラー心理学を学べるだけでなく、プライベートでも人間としてのあり方を学べる立場にいる喜びを味わいました。
幸せな私であります。

家族の協力にも感謝。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月2日)は、ヒューマン・ギルドでペルグリーノ博士ご指導の「面接・質問技法」ワークショップを行いました。

参加者数は28名。
アドラー・カウンセラー養成講座の修了者 が大部分でした。

5~6人一組で5つのグループに分けて進めていきました。

2日間の内容のテキストをもとに、朗読・グループ討議・質疑応答が行われました。

質問もたくさん出ました。

それぞれに対して、ペルグリーノ博士は丁寧すぎるほどに答えていました。

私があっさり答えることもありました。

トピックは、なんと言ってもデモンストレーション(公開カウンセリング)です。

勇気づけの階段状の滝の効果も使われ、たっぷり勇気づけ。

勇気づけは信頼を示し、
   信頼は勇気にエネルギーを与え、
       勇気は希望を生み出し、
          希望は信念を創り、
             信念は行為を生み出す。

クライエントに勇気を、参加者に感動を与えてくれました。

講座が終わってからは、自主運営の懇親会。

ペルグリーノ博士も参加してくれ、11人が竹ちゃんに。

ペルグリーノ博士は、たくさんの話をしてくれました。

お元気、お元気!

1999年に私たちと一緒にモントリオールに行った仲間の 鶴田恵美子さん も横浜から飛び入り参加。
沖縄民謡を歌ってくれました。

ペルグリーノ博士は、これに応えてイタリア語でカンツォーネ。
みんなは拍手喝采でした。

それにしてもサービス精神旺盛なペルグリーノ博士でした。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月1日)は、午後の時間をペルグリーノ博士と過ごしました。

12:30にホテルに行き、近くのフランス料理店でゆっくり昼食。
その後、皇居の東御苑に行きました。公開しているのですね。私も初めてでした。

カメラを持参した博士は、写真を撮りまくっていました。

こんなに広いと思いませんでした。

大手門の近くには鯱(しゃち)もありました。

しばらくホテルでリラックスしていただいてから、江戸川区の宮本邦秀さん(ヒューマン・ギルド 法人事業部長)のマンションにお呼ばれ。

江東区の花火見学が目的です。

最寄駅には小学校5年生のお嬢さんが迎えに来てくれました。

19:40に花火が始まる。マンションの間から花火が見えました。
ベランダからよく見えます。

 宮本さんは、バーベキューを振舞ってくれます。
「おいしい」

花火大会は、18:40に終わりました。

 夏には花火がよく似合います。

ペルグリーノ博士も大感激で写真をたくさん。

 21:10に感動を胸に宮本邸を後にしました。

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