1986年8月9日(土)
-酒泉に到着-
バス代(酒泉駅~酒泉市街) 7角
バス代(酒泉~敦煌) 28元2角
宿泊代(酒泉賓館) 18元
朝飯代(酒泉賓館) 8元
スイカ 6角
瓜 9角
りんご 8角
夕食代 20元
(レート 1元=約42円)
午前6時過ぎに目が覚める。
時刻表によれば6時30分着予定。
酒泉は終点ではないので、乗り越さないように停車の度に首を延ばして確認する。
ほぼ定刻に酒泉駅に到着した。
鉄道は案外正確に運行している。
敦煌行きのバスは7時40分だと記してあるので、今日中に敦煌入りが出来るかも・・・・と期待したが、市街中心にある敦煌方面発着所に行くためのバスが来ない。
7時半を過ぎてしまった・・バスはいい加減?・・で、必然的に本日は酒泉泊まりに決定。
酒泉賓館で、一緒の火車で到着した香港とオーストラリアの男性2人組に、再び、出会った。
我等は密かに国際ホモと呼ばせてもらったが、特に彼等がそうである確証は無い・・・男2人というのは何だか怪しいなぁだけで・・・しかし、我等女2人組はどう映っていたのだろうか・・・。
彼等とは、この先カシュガルまで、付かず離れずの道連れとなった。
この賓館、食事が明確に分かれていて、外国人には西洋料理、中国人および同胞には中華料理・・・分かりやすいけれど、ちょっと残念、だって我等は中華のほうが体にあっているんだから・・・・カステラをボソボソにしたようなパンを食べる・・・これもこれで旅の味。
その後、敦煌までのバス時刻の確認と乗車券を購入し、明日の準備はは完璧と、そぞろ市内散策を楽しんだ。
いつものように市場を冷やかし、トマトを買ったり、果物にも食指を動かしたり、酒泉公園では水に親しみ(が、修復工事の真っ只中で埃ぽかったけれど)、これがオアシスと言うのね・・・と納得する。