虹の郷・バラ園で・・・
車で20分位の所に、「修善寺虹の郷」というフラワーパークがある。
藤、花しょうぶ、薔薇、紫陽花等、結構、四季折々を楽しめる場所を提供してくれている。
が、入場料が1200円と、まぁ、私にすれば、ちょいとお高いかな?と思えて、時たま、東京から友人が来た時なんかに来たりしていた。
今月だったか(もう忘れている)、我が地元「反射炉」が世界遺産登録勧告を受けたお祝いに、何と、他市にある「伊豆の郷」が、わが市の住民の入場料がタダという企画を立ててくれた。
これを見逃してなんとしょう・・・ですよねぇ。
私と同行している人は、入場料が半額という特典もあるというので、早速、三島市に住む友人を誘って「花しょうぶ園」に出掛けた。
友人のお父様(昨年ご逝去された)が、この花しょうぶ園の開園時、庭園作りを手掛けられたというので、お父様の供養もしようね・・・という格好の理由も付けた。
いやいや、目的の「花しょうぶ園」も綺麗だったが、もう散っているだろうと期待していなかった「薔薇園」が、まさに満開で、あたり一面に芳しい香りを漂わせていたのだ。
勿論、お花の観賞が一番の目的だが、私には、目的より以前の目論みで、薔薇の香りの中で珈琲を味わおう・・・がある。
何時も立ち寄る、園の真ん中にある喫茶店で、薔薇の香り(味だったかな?)ソフトクリームを舐め舐め、珈琲と薔薇の香りを堪能した。
そう、そのメニューだけで、3時間くらい、友人とおしゃべりをしていたのだ。
儲からない客だが、客寄せには役立ったと思いたい。
顔は写さないでと言う友人の手と、薔薇のソフトクリーム
時計は、やがて12時半・・・そこで、この園内でお昼にしようかと探したが、適当な場所が無かったので、修善寺温泉にある「ビーフ・シチュー」が売りというレストラン(何故かそば店と併合した)に寄って、また、おしゃべりを続けた。
自宅に帰り着いたのが、午後3時過ぎ・・・朝7時から、午後3時まで8時間程、タダで(食べ物は別だけれど)過せたことに、大満足した私なのである。
虹の郷・花しょうぶ園で・・・