我が家の「紫陽花シリーズ」も最終章になりました。何種類かある紫陽花の、一番、お気に入り状態の時の姿です。
母の葬儀は、一応、「家族葬」という名目だったので、御志を頂いた友人には、別途、食事の機会などを設けてお礼をしていたのですが、丁度、退職などの為、何かと忙しかった友人と、昨日、一席設ける事で、漸く、お礼を済ませることが出来ました。
友人は、もう、20年位前、お連れ合い(私の親友でした)を亡くし、2人の子供さんを立派に育て上げ、漸く、一年前、悠々自適の生活に入ったところだったのですが、関連団体の責任者が急逝し、その後始末などに駆り出され、てんてこ舞いの日を送っていたと言うのです。
私は、仕事を離れて、もう10年近く経つので、すっかり、頭が働かないのですが、友人は、まだ、一年経つか経たないかですから、再び、仕事に係わる事になり、結構、楽しんだだろう・・・と、訊ねると、「もう、イイね。これから、自分が楽しむ事をしたいから、仕事も断ってきた」と言うのですね。
それも、分かる気がします。
悠々自適な生活を夢見て、70歳近くになるまで、責任ある仕事をし続けたのですから、一時(一年に満たない期間)であっても、解放された気分は、最高だったろうなと推し量れます。
友人は、その短い期間に、「四国巡礼(バス利用)」を完遂し、「海外旅行」にも、数回、出かけたりで、前向きな生活を楽しんでいたのです。
これからの計画は・・・と聞くと、まず、この夏に、「バンクーバー1人旅」をしてから、次の旅を考えるが、出来たら、「四国巡礼旅」を、も一度、今度は徒歩で完遂したいと言うのです。
良い事だと、大いに賛成をし、友人を鼓舞して、また、その話題で飲みましょう・・・と、締めくくりました。
で、本日は、私がお勘定を済ませ、帰宅してから、しげしげとレシートを見ていたら、何?生ビールが12杯?・・・ちょっと、目がテンになりました。
友人は、あまり飲まない方で、多分、私の記憶では3杯だったかな?ぐらいの筈です。
とすると、9杯飲んだのは、誰でしょうか・・・云わずと知れた事ですよね、私なのですよ。
言い訳をすれば、3時間位、飲んだり、食べたりでしたから、ま、当然と言えば、当然の杯数ではありますよね(なんて、強要してしまいました)。
しかし、先日のような悪酔いもしないで、道にも迷わず、正しい帰宅をしたのです。
何と言いましょうか・・・とても、気分よく飲めたという事なのでしょうね。
それにしても、このところ、酒量が増えているなぁ、気を付けなければ・・・