見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2011大晦日所感・今年もお世話になりました

2011-12-31 13:24:41 | 日常生活
あまり自分の生活まわりのことは書かないようにしているブログだが、毎年、大晦日は、その禁を少しだけ破る。

■全般

震災の年にこんなことをいうのも何だが、個人的には落ち着いた1年だった。だいたい3年周期で職場の異動や引っ越しがあると、2年目がいちばん落ち着く。来春は…何もないと思うのだが、来年の歳末は、そろそろ気ぜわしくなる頃だろう。

■震災

震災は特に私の日常を変えなかった(幸いなことに)。ときどき、ふくいちライブカメラ(福島第一原子力発電所の映像配信)を覗いて、自分の生活がリスクとともにあることを確認する。毎朝、最寄り駅の駅頭には、さまざまな政党の区議会議員さんが日替わりで立って、反原発、エネルギー政策の転換をアピールしている。数年前の年金問題はどうした、と思う。騒ぐだけ騒いで、解決されないまま、忘れられていくことが多すぎる。

■ソーシャルメディア

新奇なものに殺到するだけのマスメディアとは別のメディアが本格的に育ちつつあるというのは、この1年を通じて、強く感じたことだ。個人的には、ソーシャルメディアへの参加は、まだ様子見である。とりあえず、今年のうちにスマホデビューしようと思っていたのだが、いろいろと忙しくて、買いに行く暇がなかった。暇がなければ先延ばししてもいい、くらいの関心しかない。まあ、近々買い替えると思うけど。

しかし、面倒くさがりの自分に代わって、このブログの記事をツイートしてくださる方(記事にカウントが表示される)には感謝している。また、コメントなどを通じて、私の間違いを正したり、いろいろ教えてくださった方にも、心から御礼を申し上げたい。ごくまれに悪意あるコメントがつけられると、悪意を呼び込む文章を書いてしまっただろうかと反省する。悪意に凹むよりも、そのほうが気持ちを切り替えやすいためである。

■健康

年末に同世代(40代後半~50代)の友人と集まる機会が何度かあって、体調管理の苦労話に花が咲いた。私は、幸い、大きな病気はしていない。相変わらず、医者嫌い・薬嫌いで、なんとかなっている。しかし、さすがに「老化」を感じる機会は増えた。老眼のせいで、とんでもない書類の読み飛ばしをしたり、代謝や筋力の衰えに自覚がついていけなくて、慌てることもしばしばある。

当たり前だが、若い頃の身体を取り戻すことはできない。これもリスクと賢く付き合っていくだけのことだと思っている。

※一足早く、新年に向けて北野天満宮の絵馬。京都府出身の三輪晃久画伯筆。


それでは、皆様、それぞれによいお年を。
コメント
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