○GIGAZINE:フル可動仏像の最新作「風神」がリボルテックタケヤ第6弾として新登場(2012年2月12日)
たまたま目に留まったこのニュース。ワンフェスこと「ワンダーフェスティバル」(2012冬)とは、プロ、アマを問わず、自分たちが腕によりをかけて製作したキットを持ち寄って展示・販売することにより、自分の造形力を世に問うことを目的としてはじまった「ガレージキットの祭典」だという。すごい! 面白い!
「フル可動仏像」をつくっているのは、フィギュア造形作家の竹谷隆之氏。海洋堂に「タケヤシリーズ」のサイトが設けられている。2月1日より、新作・四天王+阿修羅シリーズを毎月1体ずつ発売中。この四天王像に、いちばん似ているのは、どこの仏像だろう?とさっきから考えている。多聞天の、塔を高く掲げるポーズは、興福寺南円堂の像に似ているが、南円堂の像は三叉戟(さんさげき)を持つ。このフィギュアの得物は宝棒(棍棒)なのである。増長天が持っているのは、大きな金剛杵なのか。
1体3,800円。安くはないが、大人なら十分手がとどく価格設定だと思う。七福神フィギュアとか妖怪コレクションを見ていると、現代のフィギュアって、近世~近代の工芸の伝統から、まっすぐにつながっている感じがする。あと「祟り神・菅原道真」がすごく好きだ。足元に踏みしだかれた貴族が、痛々しくてぞくぞくする。風神のあとは、当然、雷神なんだとうけど、三十三間堂に倣って、二十八部衆をぜんぶ作ってほしい。
たまたま目に留まったこのニュース。ワンフェスこと「ワンダーフェスティバル」(2012冬)とは、プロ、アマを問わず、自分たちが腕によりをかけて製作したキットを持ち寄って展示・販売することにより、自分の造形力を世に問うことを目的としてはじまった「ガレージキットの祭典」だという。すごい! 面白い!
「フル可動仏像」をつくっているのは、フィギュア造形作家の竹谷隆之氏。海洋堂に「タケヤシリーズ」のサイトが設けられている。2月1日より、新作・四天王+阿修羅シリーズを毎月1体ずつ発売中。この四天王像に、いちばん似ているのは、どこの仏像だろう?とさっきから考えている。多聞天の、塔を高く掲げるポーズは、興福寺南円堂の像に似ているが、南円堂の像は三叉戟(さんさげき)を持つ。このフィギュアの得物は宝棒(棍棒)なのである。増長天が持っているのは、大きな金剛杵なのか。
1体3,800円。安くはないが、大人なら十分手がとどく価格設定だと思う。七福神フィギュアとか妖怪コレクションを見ていると、現代のフィギュアって、近世~近代の工芸の伝統から、まっすぐにつながっている感じがする。あと「祟り神・菅原道真」がすごく好きだ。足元に踏みしだかれた貴族が、痛々しくてぞくぞくする。風神のあとは、当然、雷神なんだとうけど、三十三間堂に倣って、二十八部衆をぜんぶ作ってほしい。