○薬師寺 『薬師寺 東塔水煙 降臨展』(2013年9月16日~11月30日)
先月、奈良に行った友人から「絶対おすすめ」と聞いていたので、正倉院展のあとは薬師寺に向かう。雨が強くなってきたので、駅前でビニール傘を買った。
時間がないので水煙降臨展だけ見て行ければいいと思ったが、そういう選択肢はあり得なくて(伽藍のみ拝観は可)「お得な共通券」(白鳳伽藍・玄奘三蔵院伽藍・水煙降臨展)1000円を購入。玄奘三蔵院伽藍の平山郁夫画伯の襖絵を久しぶりに見ていく。ふと振り返ったら、白鳳伽藍の方角に、サーカス小屋みたいなストライプの巨大なテント(覆屋)。修復工事中の東塔が、すっぽり収まっているわけか!と理解するのにしばらくかかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/6a/042047f7c7aa821cea1fb22d5943f094.jpg)
水煙降臨展は、東院堂の手前の仮設会場で行われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/95/235e703904c4fc471f59265879e39788.jpg)
本物の水煙。精巧な模造品は、展覧会で何度か見たことがあるが、実際に塔頂に据え付けられて、陽にさらされ、雨風に打たれてきたものだと思うと、感慨深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/6f/d7e378f69d9a867a560ed119b1b9e232.jpg)
ちなみに、この展覧会「撮影自由」なのである。薬師寺の英断に感謝!
水煙の下に続く九輪。でも、あらためて写真で数えてみたら、輪が六つしかない。バラバラにして、一部は修復調査中なのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/6a/08226332910f2088a90fdc05df36e27c.jpg)
これ! 九輪の柱の最下部に刻まれている、薬師寺創建の歴史を示す銘文(擦銘)。個人的には水煙より、こっちの本物を見ることができたことに興奮した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/6f/f167d749bd13782abb835df6dd304d81.jpg)
塔の修理(復興)に使用されるのは台湾檜なんだな。日本国内では、もう良材が手に入らないということだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6f/0a19862052398582c4c84feef1da1e74.jpg)
東塔内の四方仏(江戸時代)および四天王像(平安時代)も、水煙降臨展の会場に展示されている(撮影自由)。
大宝蔵殿の『玄奘三蔵1350年御遠忌記念 玄奘三蔵展』(2013年9月16日~11月30日)は別料金。料金よりも時間が気になって割愛してしまったが、やっぱり寄ってくるべきだったかと少し後悔している。旅の続きは大阪へ。
先月、奈良に行った友人から「絶対おすすめ」と聞いていたので、正倉院展のあとは薬師寺に向かう。雨が強くなってきたので、駅前でビニール傘を買った。
時間がないので水煙降臨展だけ見て行ければいいと思ったが、そういう選択肢はあり得なくて(伽藍のみ拝観は可)「お得な共通券」(白鳳伽藍・玄奘三蔵院伽藍・水煙降臨展)1000円を購入。玄奘三蔵院伽藍の平山郁夫画伯の襖絵を久しぶりに見ていく。ふと振り返ったら、白鳳伽藍の方角に、サーカス小屋みたいなストライプの巨大なテント(覆屋)。修復工事中の東塔が、すっぽり収まっているわけか!と理解するのにしばらくかかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/6a/042047f7c7aa821cea1fb22d5943f094.jpg)
水煙降臨展は、東院堂の手前の仮設会場で行われている。
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本物の水煙。精巧な模造品は、展覧会で何度か見たことがあるが、実際に塔頂に据え付けられて、陽にさらされ、雨風に打たれてきたものだと思うと、感慨深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/6f/d7e378f69d9a867a560ed119b1b9e232.jpg)
ちなみに、この展覧会「撮影自由」なのである。薬師寺の英断に感謝!
水煙の下に続く九輪。でも、あらためて写真で数えてみたら、輪が六つしかない。バラバラにして、一部は修復調査中なのだろうか。
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これ! 九輪の柱の最下部に刻まれている、薬師寺創建の歴史を示す銘文(擦銘)。個人的には水煙より、こっちの本物を見ることができたことに興奮した。
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塔の修理(復興)に使用されるのは台湾檜なんだな。日本国内では、もう良材が手に入らないということだろうか。
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東塔内の四方仏(江戸時代)および四天王像(平安時代)も、水煙降臨展の会場に展示されている(撮影自由)。
大宝蔵殿の『玄奘三蔵1350年御遠忌記念 玄奘三蔵展』(2013年9月16日~11月30日)は別料金。料金よりも時間が気になって割愛してしまったが、やっぱり寄ってくるべきだったかと少し後悔している。旅の続きは大阪へ。