以前に登山やキャンプ、そして道祖神巡りで歩いた安曇野を、久し振りに訪問してみた。 春の信州はどこの景色を見ても、とても気持ちが良くて、特に北信は私の大好きな所です。そこで、今回白馬村のお祭りに参加しました。 街道沿いで、音楽ボランティアの方々が心地良い曲で迎えて下さり、杉木立の中に響きわたるメロディーに、みなで感動の拍手を贈りました。
この時期は、集落付近の雪は消え、北アルプスの雪化粧が青空の中にクッキリと稜線を映し出し、例年であれば4月下旬を過ぎると後立山に雪形(代掻き馬)が見られるが、先日 白馬大雪渓で雪崩事故が発生したほど,今年は雪が多く、雪形が見られるのは当分先になりそうです。
でも集落付近では、田植えの準備が進んでいました。 田植え間近の頃、まだ土が出ている田んぼに、水を流し込んで水田にする作業を「田水張る」というようです。 深く土を耕す田起こしをした後に水を張り、更に苗を植えやすいように代掻きという水の底の土をかき混ぜる作業をすると、田植えの用意の整った「代田」(しろた)になります。 田植えの済んだ田もあり、その水に映る北アルプスが素晴らしい。
姫川源流ではミズバショウが見られ、そこから白馬方面に向けて昔ながらの塩の道(千国街道)を散策しました。
小川沿いに沢山のツクシやタンポポそして山あいに入ると、おひたしや和え物にあう「ワラビ」や「ゼンマイ」が見られ、またゴマ和えや天ぷらにすると美味しいと言う「こごみ」も見かけました。 旬の山の幸が目も楽しませてくれました。
大糸線の南神城駅に近い『貞麟寺』では境内に、白馬の村花「カタクリ」が辺り一面にピンクの絨毯になっていました。
カタクリは耐寒性があり、日陰を好むようですね。とても可愛い花です。