8時に出発してノンビリ走り、奈良東大寺南大門横の駐車場に14時半に到着した。 今日の目的は若草山から古都奈良の夜景見学であり、時間は充分に余裕があったので、ブラブラとノンビリ奈良漬けになるのも、中々楽しい。
また、今日は寺社仏閣の拝観は目的外であり、皆が歩く準備が出来てから南大門のある参道に出て、待ち構えていた神鹿(しんろく)とたわむれた。
鹿煎餅を買う所を神鹿にしっかり見られた女学生は、何頭もの神鹿に追いかけられ、「キャ~、キャ~」と逃げ回る楽しい姿も見られた。
南大門では両側に立つ金剛力士像を見学した。 1203年(建仁3年)鎌倉時代に運慶・快慶らの大仏師4人が、多くの小仏師を率いて69日間で造ったと言われています。
近年の解体修理で、阿(あ)形に運慶・快慶、吽(うん)形に定慶・湛慶(たんけい)の墨書銘がある事が分かり、仏師の分担が特定されたとの事です。
南大門からゆるやかに曲がった春日大社参道を経て、本殿に向かうと森厳な雰囲気が不思議と増して来ます。 参道両脇に立つ沢山の石灯籠は平安時代から現在まで寄進が続いており、その数は約二千基と言われています。
万葉集の時代から神聖な地とされた春日野。 鬱蒼と茂った森を行けば、清浄な空気に包まれた丹(に)塗りの社殿が私たち参拝者を迎えてくれる。
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