1年で2月が最も寒いと言われているのに、この日に限り低気圧が発生し南からの暖かい大気が流れ込み、日中は18℃から20℃程になると言う。 いくらなんでも上昇し過ぎだろうと感じた。
JR小海線、日本一標高の高い駅『野辺山』(標高1,345m)を通過した時の外気温計は12℃を表示していた。 更に南佐久方面に入り、標高1,300mとしても平地よりは7.8℃下がるので、下界は予報通りに20℃程に、時期に反した陽気のようだ。
氷柱が出来るほどの深い渓谷では、1日くらい急に気温が上昇しても、そう簡単には溶けないだろうと予想していたが、林道南斜面には氷塊が、ゴロゴロ散乱していた。
でも、北面はしっかりしたブルーアイスが見られ沢山の氷の芸術作品を鑑賞する事が出来た。南佐久の再発見である。
山口県に生まれた童謡詩人『金子 みすゞ』さんの詩《不思議》と共にご紹介いたします。
私は不思議でたまらない、黒い雲から降る雨が、銀にひかっていることが。
私は不思議でたまらない、青い桑の葉たべている、蚕が白くなることが。
私は不思議でたまらない、だれもいじらぬ夕顔が、ひとりでぱらりと開くのが。
私は不思議でたまらない、誰にきいても笑ってて、あたりまえだ、ということが。
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