新年の初登山にダイヤモンド富士で有名な竜ヶ岳(標高 1485m)に登てきました。 こちらは、本栖湖の南に位置する山で、山梨百名山に選定されています。 右手のピークが『竜ヶ岳』です。
また、竜ヶ岳の「ダイヤモンド富士」は毎年元日前後に見られるとのことで、初日の出を竜ヶ岳で見ようと三が日は沢山の登山客で賑わうようです。
本栖湖畔には登山者の専用駐車場があり、到着した時には沢山の車が止まっており、人気の山であることを実感しました。 そこで時間調整をし 5時半に出発。 まだ闇の中でライト頼りに、本栖湖キャンプ場の中を通過。 登山道入口の標示板を確認しながら進む。 登山道が始まると樹林帯の中に丸太で作られた階段状の登路を登る。 登路はジグザグに斜度を増しながら進み、段々息が上がってきた。 女性陣はおしゃべりしながら楽しそうに登る姿に驚き。
稜線に出ると傾斜は緩くなり、背後に富士山が聳える。 ベンチのある広場からの展望良好。 運良く風は無かったが、スタート地点の駐車場(標高 900m)が −7℃であり、標高 1485mの山頂に向かっているので約 3.6℃は気温の低下があり、帽子・マスク・イヤーウオーマー・手袋で完全防寒した。 お月様が山の上を転がっているように見えた。
そんなことでマスクから漏れる息がメガネに凍結し、足元が危ないのでメガネを外した。
登山道の回りは熊笹が群生していた。 その斜面をジグザグに登ると、東屋のある場所に飛び出た。6時 55分 到着。
左手には雨ヶ岳が確認でき、東屋の山手には石仏が祀られた祠があった。 風は無くとも冷え込みが強いので 、休憩は短くし山頂を目指す。7時発。
バリ バリ に凍結した登山道は本峰に向け斜度を増し、息は荒くなるが体温的には丁度良かった。
登り切ったと思いきや、熊笹に囲まれた登山道はまだ伸びていた。 登山道の後に見える山塊は御坂山塊と西湖。
15分ほど歩いただろうか 人の声が聞こえ、熊笹の切れた平坦な広場に出た。 7時 52分、竜ヶ岳 登頂。
雲一つない快晴、360度の展望。 南東に富士山、北東に御坂山塊、北に八ヶ岳、
北西には北岳を筆頭に白根三山、南西には雨ヶ岳と最高の展望でした。
2018年の初登山であり、山頂で甘酒 を温め、皆さんと共に乾杯で新年を祝った。 今年も皆さんが安全に登山を楽しめますように 山頂からの展望を十分に楽しみ、8時 20分 下山開始。
富士から高く上がった太陽を正面に見て、往路を戻った。
日当たり良好なのに凍った登山道は溶けることなくバリバリで、転ばぬように慎重に下った。本栖湖畔駐車場に 9時半 到着した。
帰りは富士山を 一周する形で、静岡県富士宮市にある完成して間もない❝富士山世界遺産センター❞に寄り、またすぐ近くにある『富士山本宮浅間大社』を参拝して来ました。
世界遺産センターは、2013(平成 25)年 6月にユネスコの世界文化遺産に登録された「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」を後世に守り伝えていくための拠点施設とのことです。
中央の展示棟は木格子で覆われた逆円錐形のユニークなフォルムが特徴です。 その内側は、らせん状のスロープになっており壁面に投影される富士山の風景を楽しみながら富士登山を疑似体験できるように作られています。
4日でもあり、初詣の参詣者で参道はごった返し、市内の道路も 渋滞 で駐車場に入るのが大変でした。
参詣者の行列は動く気配もなく、本殿を参拝のみ行い帰途に着きました。
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