行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

フランシス・ウィメットの信念

2007年12月22日 | 本・雑誌・映画

「グレイテスト・ゲーム」。容易に結末は予想は出来ているものの、ラストシーンでは涙が流れた。2005年のアメリカ映画だ。

昨夜は、8時半くらいには眠ってしまった。ひょんな時間に目が覚め、サッカーでもやっていないかとチャンネルをカチャカチャ(←いまどきカチャカチャなどというテレビはあるのか?)。冒頭「この物語は、実際にあった話です」といきなり字幕が出たので、気にはなっていた。しかし、涙をふいた後に、「そんなうまい話が本当にあったのだろうか?」とも…。

調べました。フランシス・ウィメット。1913年、全米ゴルフにアマチュアで出場。若干20歳でビッグタイトルを獲得。しかもイギリス人の大物プレーヤー2人と三つ巴のプレーオフを制しての栄冠だそうだ。

当時、ゴルフはイギリスの上流階級のゲームとされていたが、彼の活躍で全米は大いに湧き上がり、ゴルフが庶民のスポーツとして普及していったという功績も大きい。そして、ウィメットはその後も生涯アマチュアとしてプレーするとも…映画では触れられていない部分でもあるが、何か興味深い。

決して、ゴルフを始めたからということではなくてね、階級差別を打ち破り、見事信念を貫き通す姿に素直に感動しただけである。

蛇足ながら、CL決勝トーナメントの組み合わせが決まる。バルサは、俊輔のセルティックと。2月だから、中村俊輔も間に合います。それより明日は、いよいよクラシコ。こちらも感動のシーンが見られること請け合いだ。

コメント (3)
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