九州最終総括は、九州の交通事情について触れておく。今回は、航空機、クルマ、電車と各交通機関を駆使したからねー。
九州の高速道路網は、南北に走る九州自動車道と鳥栖のジャンクションで東西に走る長崎・大分道(写真上)により機能的に各県都にアクセスが可能になっている。四国の高速網と似ている。不毛地帯は熊本の水俣・水俣地方、宮崎の延岡・日向方面?東国原知事が、道路特定財源にこだわるわけだ。
鉄道網は、近年新幹線により大きく変化がもたらされた。特に、鹿児島へは九州新幹線が部分的に開業(新八代~鹿児島中央)し、2011年には全線開通の見込み。更に進化していくことになるが、リレーつばめの787系(写真下:熊本駅で)の転用先、九州内で最後に残る寝台特急「はやぶさ・富士」の去就などが心配だ。
とはいえ、関西・首都圏のとアクセスを考えると新幹線のアドバンテージは確立していないし、九州各県都を結ぶ航空機路線や高速道を使った高速バス網もある。激戦区というより飽和状態ともいえるが、北陸新幹線開業を前に、新潟県北地方が不安を抱えることを考えると、うらやましいほどの活力だ。
さあ、これで九州訪問記は終了!サッカーのこと書き込める?CL2戦目はほとんど触れないうちに、世界各地で代表戦が行われるナショナルゲームウィークを迎える。