オリンピックについて、少し書いておきますかねー。始まるまでは、あまり盛り上がっていなかったと思うし、期待もしていなかった。それでも結構、見どころ、話題、興奮、感動があったよね。
日本選手団、まずはシャツ出しルックでお騒がせの国母選手。「いまどきの若い者は…」と嘆くと自分も年寄りの部類?その後の態度といい、良くないことは確かだが、病気と闘うボーダー仲間のため、骨髄移植の運動を展開しているという「人間味」もある。今回の失態については、周囲の責任でもあり、これをバネにして今後の活躍を期待したい。
カーリングは興奮したね。解説の小林宏さんは、カーリングの第一人者で、元代表監督(確か…)。「人間味」あふれる「絶叫」は、日本人の血を揺すぶり、一躍時の人となった。美人揃い「チーム青森」で、私は近江谷選手が好きです。
人間味あふれるというと、日本選手以外にも応援したくなったのはカナダのフィギュアスケートで銅メダルに輝いたロシェット選手。2日前に母親が急死。それでも気丈に演技を終えて、その涙はキム・ヨナ、真央ちゃんを勝る感動モノでしたよ。
ライバルチームが転倒し、カメラが向けられていることをつい忘れ、思わず手を叩いて喜んでしまったボブスレー2人乗りのロシアチーム。これまた、クスッと笑いを誘う「人間味」を見せてくれた。実は私も、モーグルで上村が滑った後、外国勢に「転べ!」と叫んでいた。
そんな中で、ロシアの大統領が、母国が獲得したメダルの少なさに激怒しているとか。「責任者はクビだ」と、公然と言ってのけている。まあ、ある意味「人間味」を出しているとは言っても、行き過ぎた発言は「人間性」を疑われまっせ!