ワシントン条約会議、変ですよねー。
日本と中国が取引をして、日本にとってはクロマグロの規制解除、中国は国内飼育のトラに対する規制を回避したという。国際問題では、なかなか歩調が合わない国同士が、タッグを組んで成功したという報道がある。
更にリビアは、アメリカが巻き返しに出ようとするところを、クロマグロの国際取引禁止の審議打ち切りと採決を主張!アラブの強硬国で、一時はテロ国家ともされたカダフィ大佐のリビアが助け舟?これまた何か取引があったのでは。
アメリカやEU諸国は、次はサメを国際取引禁止を議題にするとかで、すでに日本と中国は協議に入ったとか、またアメリカはアフリカ諸国を味方に付けようとしているとか…。一体何なんでしょうねー、この会議の目的とは?
問題は、絶滅が危惧されている種なのかどうかだ。
私もマグロは大好きですよ!ただ今回の件でも、「マグロの値が上がらず、当分食べらそうだ」と言っている日本人はノー天気だと思う。マスコミの取り上げ方も、日本の主張は正しく、今回の会議でも被害者のように扱っているが、果たしてどうなのだろう?
日本沿岸のマグロを稚魚まで食いつくし、南太平洋、インド洋、そして地中海まで触手を伸ばし続ける日本の遠洋漁業。守り、育てるという感覚はゼロ!世界中を敵に回してまで、私は食べようとは思いませんけどねー。