エキサイティングな中国の中でも、最も活気あふれる上海から、杭州への途中、最終目的地である桐郷市に入る。とにかくここでも開発の勢いは目覚ましい。
「経済開発区」といわれる工業団地は、50キロ平方メートルという広さ。隣接する商業区では、ショッピングタウンだけでなく、街の機能をすべて兼ね備えた開発が進められている。広大な土地に、広大で先進的な街は建設されているのである。(写真:浙江省桐郷市の開発区では計画的に町を建設している)
上海から車で1時間半。高速道路を使っても200キロ近い距離にあるのだが、ここと30分で結ぶ高速鉄道を建設中。時速400キロ近いリニア?それを聞くと、まるで「シムシティ」か「桃太郎電鉄」のようにも聞こえる。とても日本では考えられないスケールの開発だ。
そんな中で、今日の宿泊地・烏鎮は、古き良き伝統を残す、まさに中国400年の歴史を感じさせる(写真下)。そんな風景が近代的な年の中でも、しっかり保存されているのが中国なのである。