スペインでは、リーガが開幕したばかりなのに、早くもスーペルコパでクラシコが二戦。合計4-4であったが、アウェーゴールの差でレアルが一つ目のタイトルを手にした。
移籍したばかりのレアルはモドリッチ、バルサはソングをピッチに送るなど、見どころの多い試合だった。今シーズンは何回対戦するのか、今後も楽しみにしたい。
今回紹介するのは、バルサのマスチェラーノ。南米リーグではトップをこなし、プレミアではMFにコンバート。主に中盤の底で、ゲームメイクをするポジション。アルゼンチン代表では、マラドーナ監督に絶大なる信頼を得てキャプテンに選ばれ、尊敬するリケルメのカラーを払拭することになる。
バルサではトゥーレ・ヤヤが同じポジションだったが移籍したことにより、マスチェラーノがその役目を果たすのかと思うと、グアルディオラは若手のブスケツを重用。控えに回る生活が続いていたが、最終ラインにケガ人がでたことで、センターバックに抜擢。これがハマりました!
南米特有の荒々しいプレーでカードをもらうことも多いが、献身的守備で昨シーズンからは絶大な信頼を勝ち取った。スーペルコパでも、足元の不安なプジョルに代わって先発出場して活躍しました(写真下:WOWOWのスーペルコパ第二戦の放送から)。
アルゼンチン選手というとマラドーナ、ケンペス、バティストゥータ、メッシやアグエロと抜群のボールコントロールと攻撃的な姿勢がイメージになっているが、いぶし銀のようなマスチェラーノも注目してもらいたい。