行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

これまでいただいた駅弁・ベスト3を発表

2022年01月22日 | 駅弁
新潟の駅弁のクオリティを紹介する機会があったので、それじゃ全国的にはどうなのか?これまた全く自分の勝手な基準により、これまで食した中でベスト3を紹介したい。(順位はつけがたい。すべて出来立てを食したので印象深い。3つの駅弁と駅弁屋を、北の方から紹介する。意外性がなく、もっともなベスト3かもしれないが…)



根室本線(花咲線)で「厚床駅」を訪れたのは、2002年というから20年前。ちょうど小学生の子どもを連れて、JR北海道を走破している時のころ。釧路に宿泊し、わざわざ「かきめし」を求めるためだけに訪れた記憶がある。
調製・販売は、駅前で営業をする「氏家待合所」。100年以上の歴史があり、現在四代目の氏家さんが伝統の味を守っている。駅弁大会などの催事でも人気の駅弁である。現在、1,080円との価格であるが、当時は900円(それほど価格変動してないなー。)
牡蠣の煮汁で炊いたご飯が最高。列車から見える厚岸湾で養殖されるが牡蠣が特産品であるが、ご飯の上には、ツブやアサリも盛り付けらている。シンプルではあるが、極めつけの味だ。



続いて登場は、やはり見た目はシンプルだが、秘伝のスープで炊きこんだご飯が最高の味を醸し出しているのが奥羽本線「大舘駅」の「鶏めし」だ。そう、比内鶏の本場だ。
大館駅前に食事処も構える「花善」は、昭和22年の創業。数々の駅弁コンテストでも入賞の常連駅弁屋。直営で、全国各地で臨時販売をしているかと思えば、フランス・パリ「リオン駅」に期間限定ながら出店。常設化を目指しているとか。
写真は2003年。当時850円が現在は900円。(こちらも価格優等生。)「伝統の灯を消すな!」というより、積極果敢な駅弁屋さんに拍手を送りたい。



西の横綱といったところか、宮島名物の「穴子飯」は、やはり山陽本線の「宮島口駅」前の「うえの」というお店で購入する。(時刻表には、宮島口駅に駅弁マークがあるが、現在駅構内には売店はなく、購入はお店で!セブンイレブンでも買えるとの情報もあり。)
こちらも穴子のだし汁で炊いたご飯の上に、「これでもかっ!」と焼き穴子が乗せてある。調製元は駅弁購入の窓口があるほかに食堂も営んでいて、こちらも行列ができる大人気。創業明治34年(1901年)、駅弁とともに伝統の味を守り続けてきた。
フェリーの宮島口までの通りや宮島にわたってもお店はあるのだが、やはり老舗の味ということか?多くのメディアなどでも、日本一の駅弁とまで言われている。現在2,160円(写真・購入は2004年で、1,470円だっだかと。)




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