行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

全豪オープンテニスでダニエル太郎が躍動!

2022年01月23日 | スポーツ・スポーツ観戦


土曜日の夕方という時間帯、日本中を沸かせたのは、今シーズンのグランドスラム最初の大会・全豪オープンテニスに日本人ただ一人勝ち残っていたダニエル太郎だ。
外は雪だし、コロナだし、休みの日は孫の子守だし、テレビ観戦にはもってこい!大阪なおみも敗退して、日本勢はダニエルただ一人。それほど注目を集めていた選手ではないが、せっかくなので応援しようと思って。
といっても、ダニエルのことはあまり知らない。お父さんがアメリカ人の二世。国籍こそ日本だが、アメリカで生まれ、スペイン・バレンシアのアカデミーで練習をしている。28歳。

全豪オープンの3回戦、勝てばベスト16。グランドスラムの3回戦ででさえ初めての経験なのに、もしかして旋風を巻き起こす?
時に様々な大きな大会では、思わぬ形で新星が現れ、旋風を巻き起こし、注目を集めることも多い。そう、昨年の全米オープンの時のラドゥカヌやフェルナンデスのように。
今回のダニエルも、第一セットは落としたものの、第二セットをあれよあれよという間に5ゲームを連取して反撃に出る。力強いサーブやトリッキーなプレーもさることながら、その顔つきがいい!何かやってくれそうな眼をしている。

ダニエルの相手は、イタリアの若手・シナー(写真下)。現在20歳だが、世界ランク10位。ダニエルはこの試合を迎えるまでは120位だから、かなりの番狂わせがなければシナーが負けることはない(結果、セットカウント1-3でダニエルが敗退。)。
シナーは、ダニエルの力を認めてい居たというテレビの解説。力強いストロークだけでなく、冷静は判断力、作戦に定評があるシナー。この試合でも、恐るべきといっていいほどの修正能力を発揮したといえる。
それにしてもダニエル君、予選3試合はいずれもイタリアの選手と対戦して本選出場を果たし(イタリア人には相性がいいかと、シナー戦も期待した)、本戦に入っても1セットも落とさなかったという好調ぶり。苦手なハードコートも克服し、メンタル面での成長も著しいとか。これからも期待することにしたい。
(いつものことながら、写真はWOWOWから拝借、タブレット観戦だったもので、ちょっと画質が悪いのはご容赦を。)




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