前回、新潟五大ラーメンを紹介したが、まだまだ新潟には魅力的、そして個性的なラーメンがある。妙高のとん汁ラーメン、糸魚川のブラック焼きそば(富山のブラックラーメンに対抗してる?)、阿賀町のあんかけラーメンなど。
あんかけラーメンも一つの文化かもしれないが、これは中華料理のというくくりの中で、全国各地にあるものだろうし、妙高、糸魚川もローカルなところでの認知にしか至っていないといっていいだろう。
その中で、やはり五大ラーメンに次ぐ六番手として現れたのは「麻婆麺」ということになろう。今回は、こちらのラーメンとお店を紹介していく。
新潟の麻婆麺の発祥は「ラーメン工房まるしん」と言われている。30数年前、店主の小田さんは脱サラで地元の新潟でラーメン屋を開業。本来、つけ麺をウリにしていて、開業当初は数杯しか「マーボ麺(この店での表記、写真①)」しか出なかったとか。
それが新潟の特有ということもあってか、次第に人気が出始めて、今では看板メニュー。カップ麺でも販売されるほどということは、以前も紹介したとおり。https://blog.goo.ne.jp/jikokuhyou485/e/f2e317680e2993d72bf4a30df033a837
そして、今から10年も遡らない極々最近、人気に火が付いた。「麺屋Aishin」は「麻婆麺(写真②)」は主なメニューとして売り出して、たちまち押しも押されぬ人気店となった。まるしんと似ているような気がするが、関係性は不明。
上の写真で、③は「麵屋太威」の「マーボー麺」、④は「らーめん幸」の「マーボー麺」だ。「麻婆」と「マーボー」と、漢字とカタカナの表記が入り混じっているところが面白い。
一説によると、寒い新潟で、麻婆豆腐のあんが冷めずに熱々に、保温する効果があったからともいわれるが、これは先に触れた背油でも言えるし、あんかけラーメン全般に言えること。背油ラーメンもあんかけラーメンもそんな効果から古くから親しまれたり、人気を得たりしたものとも考えられる。
ただ、この麻婆麺が凄いと言わざるを得ないのは、ここ数年で急速に全県的な広がりを見せていること。どこのラーメン屋さんにも定番メニューとして位置付けられていることも多い。上越の「龍馬軒」、長岡の「喜京屋」など有名店でも人気メニューだ。
また、白い麻婆麺や黒麻婆をウリにする店も出てきて、進化もしてきている。これは、あっさりラーメンや濃厚味噌ラーメンに次ぐ、新潟ナンバー3というまでに、その存在感を押し上げているといっていいのではないか?
おかげで、地元から近いところでも美味しい麻婆麺をいただくことができる。ほら、皆さんの近くにも麻婆麺、あるでしょ?(写真下:地元に近い、⑤「らーめん真」の「麻婆麺」と、⑥「時田」の「麻婆麺」。)
あんかけラーメンも一つの文化かもしれないが、これは中華料理のというくくりの中で、全国各地にあるものだろうし、妙高、糸魚川もローカルなところでの認知にしか至っていないといっていいだろう。
その中で、やはり五大ラーメンに次ぐ六番手として現れたのは「麻婆麺」ということになろう。今回は、こちらのラーメンとお店を紹介していく。
新潟の麻婆麺の発祥は「ラーメン工房まるしん」と言われている。30数年前、店主の小田さんは脱サラで地元の新潟でラーメン屋を開業。本来、つけ麺をウリにしていて、開業当初は数杯しか「マーボ麺(この店での表記、写真①)」しか出なかったとか。
それが新潟の特有ということもあってか、次第に人気が出始めて、今では看板メニュー。カップ麺でも販売されるほどということは、以前も紹介したとおり。https://blog.goo.ne.jp/jikokuhyou485/e/f2e317680e2993d72bf4a30df033a837
そして、今から10年も遡らない極々最近、人気に火が付いた。「麺屋Aishin」は「麻婆麺(写真②)」は主なメニューとして売り出して、たちまち押しも押されぬ人気店となった。まるしんと似ているような気がするが、関係性は不明。
上の写真で、③は「麵屋太威」の「マーボー麺」、④は「らーめん幸」の「マーボー麺」だ。「麻婆」と「マーボー」と、漢字とカタカナの表記が入り混じっているところが面白い。
一説によると、寒い新潟で、麻婆豆腐のあんが冷めずに熱々に、保温する効果があったからともいわれるが、これは先に触れた背油でも言えるし、あんかけラーメン全般に言えること。背油ラーメンもあんかけラーメンもそんな効果から古くから親しまれたり、人気を得たりしたものとも考えられる。
ただ、この麻婆麺が凄いと言わざるを得ないのは、ここ数年で急速に全県的な広がりを見せていること。どこのラーメン屋さんにも定番メニューとして位置付けられていることも多い。上越の「龍馬軒」、長岡の「喜京屋」など有名店でも人気メニューだ。
また、白い麻婆麺や黒麻婆をウリにする店も出てきて、進化もしてきている。これは、あっさりラーメンや濃厚味噌ラーメンに次ぐ、新潟ナンバー3というまでに、その存在感を押し上げているといっていいのではないか?
おかげで、地元から近いところでも美味しい麻婆麺をいただくことができる。ほら、皆さんの近くにも麻婆麺、あるでしょ?(写真下:地元に近い、⑤「らーめん真」の「麻婆麺」と、⑥「時田」の「麻婆麺」。)