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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

新潟ラーメン事情(その1)「五大ラーメン編」

2022年01月27日 | 食(グルメ・地酒・名物)


駅弁の次は、ラーメンと行きますかー!このブログでもたびたびラーメンを紹介することがある。新潟は確かにラーメン屋も多く、魅力的な店や種類も多い。
新潟では「五大ラーメン」とか言われる。テレビ番組などで取りざたされているが、あまり意識したことはない。ただ、確かにその傾向はあって、店の特徴にもなっている場合が多い。
特に特出すべきは「あっさりラーメン」。慣れ親しんだ味だ。新潟では名店と言われる「三吉屋」や「新吉屋」に代表されるもの。上の写真①は、「ラーメン拾番」のもの。いたってシンプル。



このところ話題になっているのは、「背油系こってり」と「濃厚味噌」かもしれない。どちらもパンチの利いたがっつり系ラーメン。
燕の名店「杭州飯店(写真②)」は、金属加工の町で出前をするときに、熱々のラーメンが提供できるように背油をぎっしりとスープの上に乗せ、バリアのようにしたのがきっかけだとか。見た目は「脂汗」さえ出そうな感じだが、それほどでもない。
味噌ラーメンは、発酵食品文化がある新潟では必然的に生まれたラーメン。めちゃくちゃ濃厚で「こまどり(新潟市西蒲区)」や「東横(新潟市中央区ほか)」では割り下スープが付く。しかしこちらも、札幌ラーメンほどのコッテリ感はなく、また食べてくなる味。(写真④は「東光(新潟市北区)」)



あれよあれよという間に四大ラーメンに「生姜醤油」と、五大ラーメンとして「三条カレーラーメン」が名乗りを上げてきた。こちらは長岡・三条といったご当地色が強いような気がする。最近ですよねー。
それでも長岡の「青島食堂(写真④)」は、暖簾分けなのかフランチャイズなのか、積極的な店舗展開で一躍時の店となった。マツコのテレビで取り上げられるくらいですからねー。長岡には局所的に数店が看板を掲げ、新潟市でも数店舗、東京・秋葉原にも進出している。
ただカレーラーメンは、もっとローカルな感じ?三条でしか食べられない。てか、一度だけ食べに行ったことがあるのは「正広(写真⑤)」だけなんですが、いつも親しんでいるカレーがラーメンの上に掛けてあるだけ?他の店はどうか分からないが、スープカレーに特色があるように、もうひとひねりしてほしい。

まあ、これが新潟五大ラーメンということになるが、記事の内容としてはいささか当たり前の過ぎる?新潟県人ならだれでも知っているラーメン。自明。
しかし、ここから続きが数回ある。六大ラーメンに名乗りを上げているのが「麻婆麺」。こちらも名店が続々登場。そしてあのラーメン、このラーメン、実に新潟のラーメンは特徴的なものばかり。それは次回に!
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