行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

これまでにいただいた変わり種の駅弁・ベスト3

2022年01月25日 | 駅弁
さて、またまた駅弁の話に戻るが、これまで出会った中で、全国でも珍しい駅弁を今回は紹介したい(また、駅弁?と思われる方もいるかもしれないが、このところのネタ不足の中、撮りだめていた駅弁の写真ならゴロゴロと転がっているので。)。



ご覧のとおり、写真は、折の中にそばが入っている。函館本線の「長万部駅」?長万部と言えば「かなやのかにめし」だが、実はそれと人気を二分していたのが「合田」の「もりそば」なのだ。(2004年購入時、600円。最近の情報で650円?)
何にもない長万部の駅で、よくもまあ販売し続けたこと。日本初のそばの駅弁。しかし、当初はごはんが入っていないということで「駅弁」の扱いはされなかったが、のちに特急北斗の車内販売などで人気を博すことになる。
かにめしとともに駅構内での販売から車内販売へと変遷したが、現在は両社とも駅前の店での提供。ただ、そばの駅弁自体は常磐線の原ノ町や山陰線・出雲市などでも以前販売されていた。合田のもりそばを含め、わざわざ足を延ばして購入したことがある。



「高崎駅」の「たかべん(高崎弁当)」といえば「だるま弁当」。根強い人気がある弁当であるが、ここでは数年前まで「上州朝がゆ」なるお粥の駅弁があった。
どこか本家の屋号に似た牛丼チェーンのテイクアウトで使用されるような保温容器に入って、結構温かくいただける。お粥の上にエビと栗、そして別容器に練り梅と味噌漬け、塩が添えられている。二日酔いの朝食にはもってこい!
やはり、新幹線なる偉大な乗り物の登場でスピード化が図られたせいか、朝限定の販売は難しかったようで、数年前に終売。この日は、出張で高崎泊まりだったもので、駅まで買いに言った記憶がある(2014年購入時、450円。https://blog.goo.ne.jp/jikokuhyou485/e/ccddefdff9e3bb12830bc940ebe4acc5)。



こちらは土讃線「高知駅」の名物駅弁「かつおのたたき弁当」。「安藤商店」という、高知の観光名所「ひろめ市場」にも出店する仕出し屋さんが調製・販売している弁当で、カツオのたたき?なんと駅弁にお刺身が入っている!
お寿司(酢で〆て)で提供される駅弁は各地にあるが、ここまで本格的なお刺身で提供されるのは全国でもここだけ?確か、カツオのたたきが入っている容器は、冷蔵保存されていたような気がする。それにしても鮮度だった。
確かに高知と言えばカツオのたたき、ひろめ市場で一杯やりながら食べるのは最高だとしても、こんな素晴らしい食材を駅弁にして、旅人に提供いただけるとはアッパレ!現在1300円(写真は2008年のもので、1050円。https://blog.goo.ne.jp/jikokuhyou485/e/cd2e42d0c4bdc06b140989445561dd84
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