行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

「水源の郷交流館・ほたる」の洗練された蕎麦を味わう

2021年05月09日 | 食(グルメ・地酒・名物)


今回紹介するのは蕎麦屋さん。たまたま横川ダムで取材中にたどり着いた。国道113号から、横川ダムに入り、更にクルマで十数分ほど山の中に入った山形県小国町叶水(かのみず)というところにある。
道すがら手書きの看板がやけに目に入って気になっていたが、その店は「水源(水)の郷交流館」という建物の中にあった。名前は「御食事処ほたる」という。
中山間地の農業活性化のため、如何にも補助事業を使って作られた?もしかして「水源の郷」とか言っているのでダム関連の対策などで建てられたのか?とにかく立派な建物が目に入ってくる。

いわゆる地区の集会所的なもんですかね?室内には、多目的交流室、担い手支援室などがあって、受付もずいぶん立派。だが、平日は暗い。農繁期に入ったからですかね?
しかし建物の道路沿いにある蕎麦屋さんは、表にのぼりが何本も立てられていて、外からも灯りが見える。やっている雰囲気はあるのだが、入口から覗いてみたが昼時なのに誰もいない。
それでも自動ドアがスーッと開くと、厨房の方から女性の声で「いらっしゃいませ!」と元気な声が聞こえてくる。一人で入るのが申し訳ない感じもした。まあ、前書きはこの辺にして。



山形の蕎麦というと、少し色が濃く、モキモキした歯ごたえ、そして蕎麦の香りが楽しめるというイメージを持っていたのだが、ここのは洗練された感じがする。決して山形の蕎麦が洗練されていないというのではないのだがー。
きれいな色をしているので一番粉を使用しているに違いない。更科風?といっても、舌触りが少し蕎麦粉のザラザラした雰囲気を持っていて、丁寧な仕事の中に独自の挽き方があるのかもしれない。
天ぷらも山菜中心。まあ、時期ですからね。席に着いたとたんにお通し代わりにといったように、ワラビの一本漬けが出てくるのも、この土地のサービス精神。とにかく美味しかったです。

以前、小国町へは仕事で通ったこともあり、いくつか市街地を中心に飲食店を回ったこともある。「金目そばの館」もこのブログで紹介している(2017年5月6日記事参照)。結構美味しいしいものがあるんです。
多少田舎チックなところがあることも事実なのだが、北の「金目そばの館」、南の「水源の郷交流館」の蕎麦対決は、ぜひともお出かけの際は体感してほしいところ。
しかし、このブログの「食(グルメ)」のカテゴリーでは、蕎麦の登場回数が多いですよね?ラーメンやスイーツよりも多い気がするのだが、確かな統計ではない。



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