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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

田中屋本店「みなと工房」で食べるだんごの美味さが半端ない!

2022年04月24日 | 食(グルメ・地酒・名物)


ハワイアン料理を楽しんだ後、まだ少し時間があったので甘味処へ。これも女性陣にはお決まりのパターン?新潟で和菓子を製造販売する田中屋本店の工場兼店舗を訪ねることにした。
信濃川のすぐそばで、対岸には新潟のシンボルともいえる朱鷺メッセが見渡せる眺望最高の好立地。以前からマークはしていたのだが、和菓子屋というよりは、上の写真を見てお分かりのとおりショールームみたいに見える近代的なデザイン。
和菓子屋さんやだんごを扱う店となると、以前紹介した長岡の江口だんごのように、和風で、古風な建物をどうしても想像するが、全く真逆の発想である。(⇒江口だんご



ここは平成19年(2007年)にオープンした「みなと工房」とよばれる工場兼店舗で、田中や自慢の笹団子をはじめとする商品ラインナップが揃っていて、笹団子の製造実演(笹巻き)をガラス越しに見学できるほか、餡子入りソフトクリームなどのコーナー、イートインスペースを兼ねたギヤラリーなどもある。
また小規模ではあるが2回のセミナールームでは、ちょっとしたイベントのほか、田中屋本店の菓子職人から笹団子づくりや笹巻き体験を教えてもらえる講座なども開設している。お邪魔したこの日も数人の方々が受講していた。
工房という名に相応しく、近代的なスペースの中ではあるものの、和菓子屋さんの心意気や伝統を守りたいというメッセージが伝わってくる場所なのである。



せっかくなので、味見をさせてもらった。あんこもいいけど、どうしても醤油(みたらし)だんごから目が離れない。というのも、別のお客さんが注文したときにとてもおいしそうに見えたことにある。
温かいタレその場でかけてくれると書いてあるが、3人でお邪魔したのに串に差さっただんごは1本が残るだけ。「大丈夫です。いま奥から取ってきて焼いてきます」と、接客が忙しい中なのに、たった3串なのに神的な対応。
少しだけ待って出てきたのが下の写真の醤油だんごだ。こちらは和風の平ぺったい塗り皿に、これでもかというほどタレがかけてある。温かく、そしてやわらかく、濃厚な醤油味は忘れられない味となる。駅の売店で買うのとは段違いの美味しさだった。



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