不老不死テーマの作品をリストアップ。
不老不死というと(『ポーの一族』みたいに)吸血鬼か超能力者というのが多いし、神か悪魔というのもけっこうあるので、そのあたりはほどほどにつま弾いて。
『メトセラの子ら』(1958) ロバート・A・ハインライン
人類が19世紀から密かに進めていた不死の遺伝子を生み出す計画は成功していたが、管理社会の進展によって不死者の存在が暴かれると短命の人類との間に確執がおき、弾圧を逃れるため長命族は遙かな宇宙へと旅立っていく……という物語を、長命族の長老となるラザルス・ロングの視点で語ったもの。
『中継ステーション』(1963) クリフォード・シマック
ウィスコンシン州の人里離れた山奥の農家に住む男は、密かにCIAの監視対象になっていた。ただの農夫にしか見えない男だが、彼は南北戦争にも参加していたのだ。既に100年以上が経過しているというのに、イノック・ウォーレスには全然老いというものが見えなかった……。
『わが名はコンラッド』(1965) ロジャー・ゼラズニイ
3日間戦争によって荒廃した地球は放射能汚染によって生まれた怪物が跋扈する世界。その地球を訪問することになったベガ星人の富豪の案内役に選ばれたコンラッド・ノミコスは単なる中年男ではなく、地球と人類のために戦い続けていた不死者であった……というギリシア神話風SF。
『超人ロック』(1967-) 聖悠紀
「超人ロック」と呼ばれる不死の超能力者の目を通して描かれる宇宙に進出した人類の、1000年以上の時代の物語。
学生時代はこの作品が原作のカードゲームをひんぱんにプレイしていて、「重積ヴォルテックスっ!」「ラフノールの鏡!!」とか大騒ぎしていたけれど、まだシリーズが続いているというのは驚異。
『人魚の森』(1984-) 高橋留美子
不老不死の妙薬と呼ばれる人魚の肉を食べてしまった若者・湧太と少女の遍歴の物語。
日本の話で不老不死テーマだとたいてい八尾比丘尼が出てくるのだけれど、その代表的なマンガ。
『DADDYFACE』(2010-) 伊達将範
年の差(がない)親子のトレジャーハンターもの。竹取の翁や八尾比丘尼やら不死者がちょこちょこ登場。
『死なない生徒殺人事件』(2010) 野崎まど
その学園には死なない生徒がいるという学校の怪談があった。ところがその死なない生徒が殺されてしまい……。
不老不死というと(『ポーの一族』みたいに)吸血鬼か超能力者というのが多いし、神か悪魔というのもけっこうあるので、そのあたりはほどほどにつま弾いて。
『メトセラの子ら』(1958) ロバート・A・ハインライン
人類が19世紀から密かに進めていた不死の遺伝子を生み出す計画は成功していたが、管理社会の進展によって不死者の存在が暴かれると短命の人類との間に確執がおき、弾圧を逃れるため長命族は遙かな宇宙へと旅立っていく……という物語を、長命族の長老となるラザルス・ロングの視点で語ったもの。
『中継ステーション』(1963) クリフォード・シマック
ウィスコンシン州の人里離れた山奥の農家に住む男は、密かにCIAの監視対象になっていた。ただの農夫にしか見えない男だが、彼は南北戦争にも参加していたのだ。既に100年以上が経過しているというのに、イノック・ウォーレスには全然老いというものが見えなかった……。
『わが名はコンラッド』(1965) ロジャー・ゼラズニイ
3日間戦争によって荒廃した地球は放射能汚染によって生まれた怪物が跋扈する世界。その地球を訪問することになったベガ星人の富豪の案内役に選ばれたコンラッド・ノミコスは単なる中年男ではなく、地球と人類のために戦い続けていた不死者であった……というギリシア神話風SF。
『超人ロック』(1967-) 聖悠紀
「超人ロック」と呼ばれる不死の超能力者の目を通して描かれる宇宙に進出した人類の、1000年以上の時代の物語。
学生時代はこの作品が原作のカードゲームをひんぱんにプレイしていて、「重積ヴォルテックスっ!」「ラフノールの鏡!!」とか大騒ぎしていたけれど、まだシリーズが続いているというのは驚異。
『人魚の森』(1984-) 高橋留美子
不老不死の妙薬と呼ばれる人魚の肉を食べてしまった若者・湧太と少女の遍歴の物語。
日本の話で不老不死テーマだとたいてい八尾比丘尼が出てくるのだけれど、その代表的なマンガ。
『DADDYFACE』(2010-) 伊達将範
年の差(がない)親子のトレジャーハンターもの。竹取の翁や八尾比丘尼やら不死者がちょこちょこ登場。
『死なない生徒殺人事件』(2010) 野崎まど
その学園には死なない生徒がいるという学校の怪談があった。ところがその死なない生徒が殺されてしまい……。