「レベルが高いというのは、要はたくさん殺した事の証明でしかありませんよ。強さなど、数字でなく肌で感じなさいな」そういう澪のレベルは1500。
いよいよ始まった学園祭のメイン企画は闘技大会。スパルタ教育を耐え抜いた真の教え子たちも出場するが、それが面白くない大貴族ホープレイズ家が競技に介入し、ルール変更や組み合わせで妨害を謀ってくる。
一方、質が良くて安い薬を売りさばくクズノハ商会には、神殿ばかりでなく商人ギルドも目を付けていた……。
闘技大会での教え子たちの奮闘が語られる７巻です。あと、巴と澪がそれぞれ帝国と王国の勇者一行と遭遇する外伝１つ。同じ学校の仲間が異世界ですれ違い、その一方で一度は戦った相手と（片方は）知らないままに再会する
災害の黒蜘蛛である澪が、主のために和食の求道者となって、料理を一から学ぼうとする姿が見所です。
【月が導く異世界道中７】【あずみ圭】【マツモトミツアキ】【アルファポリス】【薄幸系男子の異世界ファンタジー】【漢字】【賢人文字】【地雷女】【出汁】
エルフたちを助けて魔界の軍勢を迎え撃つことになったドランとセリナ。放置しておけばいずれ自分たちの村にも襲いかかってくるだろうと、ドランは真の力を解き放つのだが……。
★タイムスリップして現代知識で無双なるか！？
「つくづく、現実はゲームほど優しくないってことを思い知る。
「（召喚勇者は）強いスキルを持っているから戦えば手強いが、元々この世界の住人じゃないからな、戦う理由が乏しいのだ。搦め手や懐柔策で回避できる場合が殆どだ。魔王が女性だったり妹や娘が居ると八割以上の確率で寝返るという統計もある」
「逃げ切るところまでが護身術です」
「キライなものくらいあるほうが、ニンゲンらしいんだよ」
『そろそろ運がめぐってきてもいいころだ。しかし幸運や期待は戦略のうちにはいらない』
転生してから早十数年。少年レウスは恵まれた境遇と弛まぬ努力の積み重ねで頭角を現し、ついに勇者ランキング入りするに至った。
「男は女に弱いんだよ。こればかりは、どうしようもない」
「もし、俺が人の作ったものの悪口ばっかり言い出したら、俺を殺してくれ。俺はずっと漫才師でありたいねん」
「神は大層、金を好んでおるからな。それこそ貴賤問わずだ、お優しいことだろう」
砂漠地帯で助けたクレナの情報をもとに北條冬夜は空白地帯、遙か昔に滅んだという砂漠の王国の都を探す旅へと出た。
ジュンたちは第一軌道島アイオーンにたどり着いたが、まだサクヤの意識は戻らない。しかもリザードマンの帝国・クネッティによるスカイワールド諸国への侵攻が激しくなっている。
「いつも言っているではないか。怪異は愛でるものだと。遠くの月を眺めるように、あるいは手の届かない高貴な女人に恋するように。そうやって憂き世を忘れ、心を遠く高く遊ばせるのだよ」
