「男なんて年が年中、身体の中心でアイを叫んでいるケダモノだって！」釘宮美遥はそう宣言した。
ＶＲＭＭＯゲーム「ＣｔＧ」内のイベントでたまたま一緒にクエストをクリアしたクランプとミーファの前に、「結婚」イベントのフラグが立った。
相性が良い男女のキャラクター同士に発生するのだということで、ゲームだから、イベントはクリアしないととばかりに了承してしまう２人だが、そんな少年少女の前に２人の子供だというハルハが連れてこられる。
ＡＩにしてはやけにリアルな幼女の言動に、ついつい保護者意識をかき立てられてしまうのだが、ある日、クランプのプレイヤーである春日井遊の自宅に連れてこられたのは、ミーファのプレイヤーである美遥と、ハルハの実物だった……。
ゲーム内で結婚したら子供ができました、ところがリアルでも妻子ができちゃいました……という少女育成ストーリーにしてゲーム攻略物語。話としては往きて帰りし物語、ＶＲＭＭＯゲーム世界の話だけれども、構造的には人工知能テーマといえるのかなあと思いました。
「ＣｔＧ」はファンタジーの世界とか西部劇の世界とかいろいろあって、どうやらキャラクターのコンバートは問題なく行き来できるようなので、次回はまた別の世界なのかなと思いつつ続きを待ちたいと思います。
【ゼロから育てる電脳少女】【ＣｔＧ】【クレイドル・トゥー・ザ・クレイヴ】【玩具堂】【bun150】【スニーカー文庫】【少女育成】【家出少女】【新しい人類】
岐阜県の山奥、愛知県と長野県の県境に近い平家町の高校生、瀬田麟一郎はある夜の田んぼのあぜ道で生き倒れている美少女２人を助けることとなった。幼い少女はオークの反乱によって国を追われたイース神聖連合王国のポーリリファ姫であり、西洋甲冑に身を包んだ美少女は姫の騎士クラウゼラ・ルー・コトヴィックだという。
完成した新型もさっさと引き渡し、エルネスティは早くも次の設計に取りかかります。
「趣味でございます」
「落ち込んだときは、放っておいてくれよ、って人はよく言うじゃないですか。ぼく、ああいうのは逆効果だと思うんです。本当に凹んで、どうしようもなくなったときって、人は構ってほしいんだと思うんですよ」
オンリーセンス・オンライン初の大規模ゲームがコールされた。
「生きているということは、遊んでいる、ということじゃ。この天地の中に体を貸し与えられ、自由に楽しく遊んでいるのじゃ」
「味方が必ずしも信用できる相手である必要はない。要は、いざという時にこちらの注文どおり動いてくれれば良い」
「でも理想だ、夢だって誰も誰も実行しなければ、いつまで経っても理想のままよ。だからわたしは、実行するわ」
借りて読んだ
「この世のあらゆることは、すべて“部分”というか… “かけら”なんだと思っています」
成人向けマンガの世界では、30年前あたりから日本人の名前とは思えないペンネームが登場し、今ではすっかり席巻していますが、ライトノベルの世界もウェブ小説出身の作家が増え、しかもあえてペンネームを変えない人が増えていますので、こちらももうすぐ追いつくでしょう。
「薬になれなきゃ毒になれ。でなきゃあんたはただの水だ」
「まさに人生の如し。駅伝とは忍苦そのものじゃのう」
富豪のハリッジからロボ・カーを譲られた運転手のフォーカーズは、やがて廃車となったロボ・カーのレストアが生きがいとなった。
