「我々はまだ敵国ではない。ならばまだ友達になることもできるわけだ」
それが外交。
空中戦艦が激突するその世界では、世界に覇を唱えんとする皇帝同盟諸国と世界の現状維持を望む協商諸国との戦いが始まっていたが、極東の島国であるドラゴンフライ皇国は皇帝同盟に近いながらも立場は中立。しかし、内部では優勢な皇帝同盟に組みすることを目指す『艦隊派』と、協商との友好関係を続けるべきだとする『条約派』の対立が続いていた。
ユトランド上空の艦隊戦で大きく戦況が変わりつつある中、士官学校を首席で卒業した新品中尉アメリアが任命されたのは、関係が悪化しつつある協商のブレタニケに外交官として派遣されることとなった、ハラルド・ウィルストーン海軍中将の副官だった……。
「正しさと才能、それに爵位と財産があれば、たいていの不合理は粉砕しうるものだ」と断言する良き貴族にして正論オバケ、人の心がわからないキレモノ中将と、その欠けた部分をカバーすることを期待された新任尉官の外交戦記。
【明日の敵と今日の握手を1】【フクダイクミ】【カルロ・ゼン】【ヤングチャンピオン・コミックス】【国家の趨勢を懸けた駐在武官たちの本格外交業務戦記】【機密費】【防諜】【観戦武官】【暗号表】
それが外交。
空中戦艦が激突するその世界では、世界に覇を唱えんとする皇帝同盟諸国と世界の現状維持を望む協商諸国との戦いが始まっていたが、極東の島国であるドラゴンフライ皇国は皇帝同盟に近いながらも立場は中立。しかし、内部では優勢な皇帝同盟に組みすることを目指す『艦隊派』と、協商との友好関係を続けるべきだとする『条約派』の対立が続いていた。
ユトランド上空の艦隊戦で大きく戦況が変わりつつある中、士官学校を首席で卒業した新品中尉アメリアが任命されたのは、関係が悪化しつつある協商のブレタニケに外交官として派遣されることとなった、ハラルド・ウィルストーン海軍中将の副官だった……。
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