「インターネットで遠く離れていても、誰も知らなくても、気軽にコミュニケーション取れるわけですからね。いやぁ、本当に便利な世の中になりましたよね。ネットは良いものですね」さんざんネットでいわれなき誹謗中傷の的になっていながら、神坂怜にとってはたいした問題ではないらしい。それを苦にするのはフォロワーと家族だけだ。
神坂怜がまた厄介な相手に目をつけられた。あの蠱毒の壺ばりに配信者を競わせたあげく、パッとしないまま尻つぼみで終わった事務所所属の女性VTuber。狂犬とも呼ばれ、数字を出すためなら手段を選ばない犬神狂衣だ。
だが、ＳＮＳ経由で届いた狂衣からのＤＭが気になった神坂怜は、わざわざ返信し、チャットをやりとりし、直接通話をして３時間ほど話をした結果、なぜかものすごく懐かれてしまっていた。
ドッグトレーナーの誕生である……。
面白い配信以外なら（お菓子作りからバク宙まで）なんでもできるVTuberの日常。今回はマネージャーの交代があり、天羽、狂衣とのコラボ配信ありの大会主催ありといろいろあります。
配信者ものはすでにレッドオーシャン（競争激化市場）。その中でも、良い人だけれど人気はない配信者ものというのは珍しいですよね。たいていは最序盤で一気に人気に火がつきがちですけれど、登録者数が500増えて1000減ってとなかなか登録者数が増えません。そのくせ毎月のように本人に責のないところで炎上し、まとめで叩かれ、でも本人は馬耳東風で周囲ばかりがヤキモキすることになります。
【アラサーがVTuberになった話。５】【とくめい】【カラスBTK】【エンターブレイン】【ハーメルン】【小説家になろう】【バク宙】
「人生における最高の瞬間ってさ、一度あれば十分だと思うんだよ、俺は」
「いい女か、そんなものがこの世にあってたまるか」
「多少大きいと思うが、世間はそれを八重歯と呼ぶ」
「君が本気を出しても、誰も離れたりなんかしないよ」
貴族令嬢のカプレーは「つまらない女」と言われ、婚約破棄された。婚約者は既に新しい女マーガレットとデキていたのだ。
「どんな時も笑顔じゃ！ 心に余裕のある女は強いぞ！ 一手二手先を読み軍師となれ！」
「正しいやり方が唯一のやり方とは限らない」
2032年ヒッグズ粒子加速器の実験中に事故が発生。開発室長であった芦原蒼龍は加速器のパージを実行した瞬間現出したタンホイザーゲートに呑み込まれ、時間を遡って1901年、高城家の嫡男として転生した。だが、その内部には蒼龍とはもう一つの意識、天使リリエルが同居していた。目前に迫ったアルマゲドンに備えて加速器の偵察をしていて巻き込まれたのだ。
顔は悪くないのになぜか「女を殴ってそうな男」と見られてしまって学校で孤立している理比斗が、夜の公園で出会ったのは同じクラスの文学少女・古川葉桜。古典的な服装と清楚で純粋な振る舞いがクラスで人気だが、本人はもっと垢抜けたいという願望を持っている。そこでちょっとしたアドバイスをしただけだったのだが、翌日には眼鏡を外し、スカートを短くして登校し、周囲を驚かせてしまう。さらには「理比斗くんが私をオトナにしてくれました！」と言い出して、理比斗に飛び火してしまった……。
「いいかい大事なのは押して押して押しまくることさね。転移者は向こうの価値観があるからなかなか私に手を出さなくてねぇ」
「やるしかないね。私は、受験生なんだから」
ガルパン同人誌『甲冑娘』に掲載されていた、サンダースを中心にしたギャグマンガ。１話あたり２～４頁の話がドンッとまとまってます。これ、まとめて読みたかったんです。ネタ的には、だいたいメインの「ガールズ&パンツァー」と「トップをねらえ！２」あたりを押さえていれば十分。
「人生は、クソだ。
「上に立つと言うことは人を纏めるという事なのです。纏める人数が多くなればなるほど力は強くなる」
