「アニソンが、すべてを蹴散らしたのだ」アイドル歌謡から『笑っていいとも！』まで、幅広い分野で活躍している作曲家、鷺巣詩郎が作曲編曲を担当したアニメソングを中心に、「めぐりあい宇宙」から「ベルセルク」「鉄血のオルフェンズ」あたりまで、作品の一部ではあるけれど、それでも未発表曲まで含めて70曲以上の楽曲を４枚組のＣＤで収録したアルバム……なのだけれど、そのライナーノートが歌詞を抜いても60頁超で、その内容が曲のテクニカルな解説とかにとどまらず、幼年期の「鉄人28号」打ち上げの時の記憶から、それぞれの業界の慣行や慣習、関与してきたアーティストやアニメ制作者たちとの思い出話までアニメソングをめぐる音楽業界の半世紀を語っています。
アニソンＣＤ集というより、鷺巣詩郎・著「アニソンの日々」にＣＤが付いてきたみたいな感じです。もはやライナーノートの範疇を超えてます。本当に書籍メインで出しても良かったのに……。
『アタッカーYOU！』は、コミックとキャラクターデザインを担当した牧村ジュンのファンだったので期待してみていたけれど、作画が残念で視なくなっちゃったのだけれど、いまだに劇伴印税がフランスとイタリアから入ってくる優等生だそうで、イタリアで人気というのは本当だったんだなあと納得。そして、イメージアルバムからＯＶＡまで、想像以上に鷺巣詩郎が関与した作品が多いのも吃驚。これは認識不足でした。
【アニソン録プラス。】【鷺巣詩郎】【キングレコード】【庵野秀明】【秋元康】【荻野目洋子】【ウゴウゴルーガ】【彼氏彼女の事情】【テレホンショッキング】【著作人格権】
「ついに髪の毛が減ってきたわね」
「戦争の本質は弱いものいじめだぞ」
「私には、敵兵5000人の命より、自国の兵士や農民達1000人の命の方が大事ですよ。でも、うちのお店で商品を買ってくれるなら、敵兵も自国民も、どちらも大事です！」
自分のことを「無能」と言われて切り捨てられたのに、フェルディナンド様は素晴らしい方ですねと喜ぶアンゲリカの話など、『本好きの下剋上』の貴族院本編で１年生となったローゼマインが暴れ回っていた裏で、どんなことが起きていたのか、他の人はどんな風に見て何を思っていたかを、さまざまな教師・司書や生徒の視点から描いた、全18編の短編集です。
「題を見ただけでは。なにがなんだかわからない本があふれているというのは、今が、余白を楽しめる時代となったということです」
「失敗は誰にでもある。それを乗り越え、成長できるかどうかが問題なんだ」
「神とは、方向性を持ったエネルギー体である」
「神々を否定してはなりません。そうすれば神々もあなたを否定しないでしょう。危険な習慣であることは心しておいてください。わずかなひび割れからでもいったん受け入れてしまえば、神々は鼠よりひどくはびこることになりますから」
ジュラの大森林に帝国軍が攻め込んだ。強力な戦車や航空兵器を擁する94万の大軍勢である。
「発動コードは【ラグナロクの始まりだぁ!!】になりますので、ご了承ください」
「強いとか弱いとか、できるかできないかじゃない。愛するなら、最低限守る意志は示せ。それができない奴に、誰かを愛する資格はない」
冒険者養成学校の同級生でパーティーを組んでいるハルトは、ある日ギルドの掲示板前で昔なじみを見つけた。やはり同級生で、今は〈疾風〉の二つ名を持つディティアだった。しかし、彼女は先日の大規模討伐依頼で仲間を失っていた。
新たな事件は魔法使いタタの妹、カカによって、私立折口大学附属高校で引き起こされた。文化祭前日の校舎が準備途中の生徒たちごと異世界に転移させられたのだ。しかも、カカによって準備中のホラーハウスが本当のモンスターの巣になってしまった……。
「自身で勝ち取った訳じゃないものを、まるで自身で勝ち取ったかのように享受していれば、いつかそれは夢幻のように消え去ってしまう」
