「おめぇ、それでも陰謀論者かっ!!」
さあ、一緒に人類の1/3を滅ぼそう!
2034年に起きたルナティック・セブン事件から10年。人工知能の機能に制限されたまま、人類の宇宙開発は進められているが、その歩みは遅い。月で生まれた子供15人のうち13人が生後間もなく死んでしまったことも遠因の1つだ。
その生き残りである相模登矢と七瀬・Б・心葉は、今は建設途中の日本の商業ステーション「あんしん」を住処としているが、その頭に投与されたインプラントによって幼少期を生き抜いてきたが、その不具合が懸念されていた。そのインプラントを設計したのは、ルナティック・セブン事件の原因となった超AIセブンであり、知能拡大による暴走が原因となって処分されていたため、今となってはその制御法どころか設計思想すら知る者はいなかったのだ……。
気にはなっていた作品だけれど、ノベライズを読んで面白と思ったときには後編の公開最終日だったため、そのままネトフリで全6話をイッキ視聴。
うん。面白かった。劇場で観ても良かったなー。一緒に視ていた妻は「スターレッドみたい……」という感想。いろいろ過去の名作を彷彿とさせる部分はあるけれど、全体で視れば「新しい体験」でした。
ノベライズの方がエピソードが多く語られていて、映像の方では理解しがたかった部分にまで言及されていますが、どちらも捨てがたいです。「宇宙×AI」にして王道のジュブナイルでした。
【地球外少年少女】【Extra-Terrestrial Boys & Girls】【監督・脚本・原作:磯光雄】【吉田健一】【瀬口泉】【井上俊之】【石塚玲依】【地球外少年少女製作委員会】【Production +h.】【藤原夏海】【和氣あず未】【小野賢章】【赤崎千夏】【小林由美子】【伊瀬茉莉也】【抵抗は無意味だ】【たったひとつの冴えたやりかた】【衝突ではありません。合体です!】【電脳コイル】【未来からは逃れられない。】【ナノマシン】【未来の二つの顔】