「世は弱肉強食。戦争なんて日常茶飯事。敵はすぐそこにいる。わかってんなら備えろ。そして、強くなれ。それを心掛けていれば騒ぐ必要もない」大切なものを守りたいなら強く賢く逞しくあれと村人ベー。
転生した異世界でスローライフを愉しもうと思ったら、やるべきことをどんどん見つけて先入れ先出しで解決し、面倒事は早めに専門家に丸投げすること。だから、ただの村人を自称するベーの周囲の人々はいつもドタバタ奔走している。
裏山に引きこもっている転生魔王に仕事をあてがい、行商の買い物を頼んで、引っ越してきた女医さんのために家を作り、商人のあんちゃんに人魚の将軍と顔つなぎさせ、侵略してきた海底帝国を返り討ちにして、迷子に飯を食わす……そんな村人べーの、ちっとものんびりじゃないスローライフ。
本人がやっているのは確かに村人のスローライフなんだけれど、そのスピードとクォリティが桁外れなので、ぜんぜん「のんびりスローライフ」に見えない異世界のんびりファンタジーです。
最近は「村人」とか「スライム」とか「スケルトン」とか昨今のＲＰＧでは雑魚扱いされている存在の復権が著しいですね。
【村人転生２】【最強のスローライフ】【タカハシあん】【のちた紳】【Ｍノベルス】【異世界のんびりファンタジー】【貴腐人】【万能潜水艦】【オレの屍を越えていけ！】
「ディナーに人を招くのは、そのひとを招かねばならないからだ。（中略）しかしひとを朝食に招くのは、そのひとに会いたいからだ」
「聞いて。楽しいと思うことをいっぱいしなさい。好きに生きて、好きに死ぬこと。つらいことがあっても最後は笑って……」
「結果的に何を選択しているかが大事なんだろ、経緯の不本意は多少仕方がない」
「理想を、形を変えずに実践すると言うなら、傲慢なくらいで丁度良い」
孤児院長となったマインは、孤児院を立て直して子供たちが自分でお金を稼ぎ、自分で食料を手に入れるための道筋を作った。その一方で巫女としての修練を積み、聖典を覚え、音楽の教養をたたき込まれるなど休む暇もないが、彼女の本意はあくまで本を読みたい、本を作りたい。すべてはそのための手段に過ぎない……。
「心折れても尚、立ち向かう勇気を持てるというのは、それだけで称賛に値するというものじゃ」
「今を生きるものは常に前を見て、未来に進まなねばならないというのが余の持論だ」
数万人を巻き込んでデスゲームと化したオンラインゲーム「THE NEW GATE」で、最後のボスに挑んだ最強プレイヤー・シンはついにゲームをクリア。共に戦った仲間たちが次々にリアル世界に復帰していく中、シンは突如未知の光を浴びてたかと思うと異世界に跳ばされていた。
「そう、ボクの知る限り、この世界のものとは違うが確かに美味しい料理を出す店……異世界食堂さ」
物見遊山で諸国を回る旅に出たエイギルは、途中で盗人少女セリアや貴族の令嬢だったらしい美しい女奴隷ノンナを助けたり、剣技大会に出場したり、ついには傭兵団に加わって革命に参加するのだが……。
「人間とは大きな柱に寄り添うものです。ですが、それだけでは広い世界を生きてはいけないのです」
「何かあれば、皆で『助け合う』－－それが約束の灯火（うち）の決まりだろう？」
２巻登場！
「記録は大事ですよ。曖昧な記憶に頼るのは問題のもと、日々の業務の内容は日誌か報告書に残すことって研修でも言われましたし、就業規則にも」
