「特に食は人の営みの基本じゃからな！ 社会主義の発展は健全な料理からじゃ」ソ連の生まれ変わりのトロイカちゃんが大学生の村上真一の下宿に転がり込んできた。
居候となったトロイカちゃんは、社会主義のすばらしさを人々に伝えるために社会主義グルメを世に広めようとするのだが、その料理の逸話にはあまりにもトホホな社会主義の闇が詰め込まれていた……。
社会主義の国々で食べられていた料理を紹介する同人誌『この社会主義グルメがすごい！』のコミック部分をメインに増量、取捨選択し、新作コミックとして商業出版された１冊。エッセー＆レシピとコミックの比率が３：１くらいだった同人版に対し、１：２０くらいになってます。料理のメニューとしてはちょこちょこかぶりがありますが、中身は完全に別物なので、同人版も商業版もどちらもそろえて問題ありません。
【この社会主義グルメがすごい!!】【河内和泉】【内田弘樹】【電撃コミックスEX】【異色の“社会主義グルメ”解説コミック】【“赤い美食”巡り】【最近流行りの擬人化】【死んだおばあちゃん】【神々の食物】【ソリャンカ／ゾルヤンカ】【透明コーラ】【クワス】【イノシシのロースト】【毛皮のコートを着たニシン】【子豚の丸焼き】【アリョンカ】【ベルリン風ブンチャー】
「喜びなさい帯刀。私達優しい姉が、可愛い甥っ子の為に竹簡を用意して差し上げたわ」
「この世の中、銭が全てじゃない、だが銭で片付く問題も有るのだ。ならば積極的に銭を用いるべきだろう」
「日本以外から来たもんは大体洋食ってこったろ？」
「お金で買えないモノはある。それは普通、お金で買えないほど希少で重要なのだ」
大樹の村の上空に空飛ぶソフトクリームのような巨大要塞“太陽城”が接近。クズデンと名乗る悪魔族が大樹の村に宣戦布告した。
「勘違いしてもらっちゃ困るね、鑑定士さん。夜は奴らのものじゃない。……俺たちの土俵だよ」
「可愛いは正義なのよ？」
「才能が余裕を生むのである！」
「でな、アサギは夜も早いんだ」
「そこに笑顔はあるのかよっ!?」
ドラゴンデーモンＲＰＧはクソゲーでマゾゲーでムリゲーだ。努力は正しく報われず、生まれでなにもかもほとんど決まって、強さも豊かさもたいして変わらず、最後には世界崩壊のバッドエンドしか待っていない。しかし「いもでんぷん」は気がついてしまった。これはゲームなんかじゃないと。
多治見の製陶会社社長、加藤正太郞は心筋梗塞で急死した。原価割れの注文ばかりの斜陽業界での無念の死であった。
「こんにちは、わたしまりちゃん。今部室にいるの」
「なんか、お兄ちゃんってさ、英雄みたいだよね。周りが失敗して窮地に陥ってもさ、ある日突然、全てを解決して戻ってくるんだもん」
