火球とメテオスキャッター・・・

今週の木曜日は朝方の火球、午後は都内のコロナ感染者の１００人越えと波乱に飛んだ週でした。

火球は地球外のところから飛んできて、電離層を突き破り大気圏に突入してから、大気との摩擦で火球になるものです。
場合によっては、地球から打ち上げれていた人工衛星の残骸の場合もあるかもしてませんが・・・
今回、関東地方では西から東に火球となり、かなりの音を発生させたようですが、画像を見るとかなりの大きさで、満月の明るさだったとか。

アマチュア無線が趣味の人は興味があるかもしれませんが、このような場合には電離層を突き破ると、Ｄ層Ｅ層Ｆ層のいずれにせよ、電離層に擾乱が起きて電離層伝搬で異常な回折現象が発生します。
まあ、でも午前２時過ぎの火球ではよほどの天体観測をしている人か、メテオスキャッターを利用している人しかいないと思いますが。

ほんとに久しぶりの火球でした、以前にロシア共和国で昼間に発生した火球では、被害がかなり発生したことがありましたが、コロナ禍の関東地方で被害が出て、隕石のかけらでも見つかったら、それこそ「何かの予言だ！」なんて新興宗教が出てくるかもしれませんね・・・

さあ、今日は４カ月ぶりの４コマの講義があります。
気合を入れて頑張るぞ～！