続・明窓浄机・・・

明窓浄机と書くと、文筆家のかつての自宅の書斎の様なイメージがするのですが、理想は理想でふだんは資料が散らかっているのが書斎ではないかと思いますが・・・

自分自身の事に置き換えてみると、机というか作業机になるのですが、物置とトレーラを入れると７箇所もいつの間にか作業台兼机になりました。
ほとんど使用しているのが、息子達と家族で使用していた食卓の変形テーブルで、他の机兼作業台も安価なスチール家具を台にして集成材を載せたものがほとんどです。
送信機や受信機を載せた台は、前もこのブログに書きましたが、リンゴ箱を重ねて集成材を載せたものです。
集成材は耐荷重がかなりあり、船舶用の受信機を４・５台乗せて２００Kgを越えているにも関わらず、今のところ変形もしていません。

息子達も小学生の時から大学院までとうとう机ではなくて、親が新婚時代にアパートで使用していた食卓でした。
私自身も子供の頃から長屋暮らしでしたから、机と椅子なんて言うのは望むべくもありませんでした。
現役時代も本を読める時間を捻出するのが早朝の１時間位でしたから、食卓での勉強がほとんどでした・・・
ほとんど毎日使用している以前食卓だった現在の机もＰＣや資料や本が重なっていて、明窓浄机には程遠い有り様です・・・

そのような環境でしたから、改めて明窓浄机と言うと憧れてしまいますが、自分が明窓浄机の環境をもし与えられたら、かえって落ち着かなくて机に向かわなくなってしまうと思います。

机の上には先年亡くなったアトムとオージの骨壺も載っているし、その隣には修理かけのＪＲＣのリニアアンプがあるし・・・
でも、近年一日に８時間以上も椅子に座る生活をしていると、腰痛を緩和する椅子が欲しいよ～！と切に思います。