「スペック 結 爻ノ篇」 堤幸彦監督 ○
映画評112番の後半です。スペックホルダーを狙ったシンプルプランという暗殺計画に立ち向かう当麻(戸田恵梨香)たちですが、いよいよその黒幕が正体を現し当麻と瀬文(加瀬亮)の前に立ちはだかります。二人の運命は如何に・・・。
「神」とも呼ばれる人類の運命を決めている男(向井理)に「人間たちは、欲の塊となり、ガイアに国境などといった意味のないものを作り出し、それを守るために人を殺したりもする、まったくミジンコ以下の動物だ。」とか「差別を作り出してはマイノリティを排斥している。」などちょうど国会で活躍中(?)の皆様には耳に痛い台詞もあります。もちろん独特のギャグで笑いを取る場面もありますが、今作はかなりVFXシーンにお金をかけたようです。最後になってやっとこの物語が理解できました。
タバコはなし。無煙です。病院に「タバコはニコチン依存症」のポスターが貼ってありました。