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映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

マイ・サンシャイン

2019-02-13 | 2019外国語映画


「マイ・サンシャイン」 PG12 デニズ ガムゼ エルギュヴェン監督 仏ベルギー ☓

 白人警官による黒人容疑者殺害事件の不当判決後に起きた1992年の「ロス暴動」をひとりの母親の目線で描きました。
 ミリー(ハル ベリー)は親と暮らせない子どもたちを家族として愛情たっぷりに育てていました。世間では、アフリカ系アメリカ人ロドニー キングを虐殺した白人警官たちの裁判が始まり緊張が高まっていました。ミリーの「子どもたち」の中にも思春期を迎える男の子もいてその混乱に巻き込まれてしまうのでした。隣家のオビー(ダニエル クレイグ)はミリー一家に「静かにしろ!」と苦情を言いながらも必要なときには手助けを惜しみませんでした。そして「その日」が訪れるのでした。
 当時の映像を織り交ぜ再現された暴動の場面には迫力があります。また、思春期の少年少女の「もう子どもじゃない。」という危なっかしい行動がすでにおとなになった観客にはヒリヒリと迫ってきます。邦題の明るさが皮肉に思える重くて辛いテーマの作品です。(原題「KINNGS」)ハル ベリーの演技は輝いていましたが・・・。
 タバコは、警官に捕まって手錠がかけられているのにタバコに火を付けて喫煙する場面がありました。(☓)子どもの前では喫煙しませんでしたが。


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