料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

角館のお祭り いよいよ始まりました!!!!!

2010-08-22 15:44:58 | 角館の四季


みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は くもり時々雨
最高気温は 28度 最低気温は 21度

今日の写真は 今年もいよいよ始まりました

重要無形文化財指定 角館祭りのやま行事 の準備

「曳山こしゃ(曳山作り)の始まりです!!!」 の写真です。

お祭りの会期は9月7・8・9日 ですが
8月の送り盆過ぎの最初の日曜日から 
ほとんどの町内が 引き曳山を出し始めます
朝早いのですが、とにかくこの日が待ち遠しくて
嬉しくて嬉しくて笑顔がたえません



去年はこうだったども・・・今年はこんた風にしでな
(去年はこんな風だったが・・・今年はこんな風にしたいね)
などと話をして



曳山の高さは 約4メートル50センチ 
曳山の重さは 約5トン (18台の曳山は微妙に数字が違うと思います)
少しの坂道でも重くて重くて でも ついつい笑顔になってしまいます!!



曳山は 天然楢(なら)の木 車っこ(車輪)は天然欅(けやき)でかなり重いので
最初のカーブを 後車輪を支点にして
前の部分に 若い衆(角館では「わげしゅ」と言います)が中に入り
浮かせて力点になります。
そうして90度のカーブを無事に曲がりきります



このわげしゅ達は作用点になります



まずは第一関門突破 そして道路には



このように 欅の車の周りにまわしている「鉄の金具」の跡が残りました。
上手に回った証拠です



交通規制をしていませんので、乗用車が優先です!

自分の家の前を通る曳山を見て、思わず皆が笑顔になります



お祭り期間中は、道路の真ん中を引き回しますが
今日は道路のスミを引いて
曳山を作る場所へ移動します



そして曳山が保管された「曳山小屋(やまごや)」では
曳山以外の山こしゃの道具を運び出したり



装備の車の準備(曳山の雨具やその他の道具入れ車)どんな暑い所で働いていても
お祭りの準備は「つい笑顔」になってしまいます



荷車と言って食糧その他の道具を運ぶ車




などの準備もします。

みんなの手でみんなで作り上げる 「曳山こしゃ」

約11ヶ月10日ぶりに外の世界へ出た 「曳山」
又この曳山小屋へ無事に帰ってくることができますように

         

もう16回寝るとお祭りです!! さぁ早く寝なければ

「お祭りが大好きなので、長いブログになってすいません
コメント (2)
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