角館発 ゆぎが積もれば うんめ物

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は　晴れ時々くもり
最高気温は　4度　最低気温は　－9度　
まんず　しばれで　さんび朝だったんし（大変凍って、寒い朝でした）
昨夕で積雪67センチ、先日よりも少し融けて、積雪量が少なくなってきました

今日の写真は「ぎばさ」と言う海草です。
日本海側で採れる海草で
実際に食べている県は「青森県」「秋田県」「山形県」の3県くらいのようです。

あんまりうめくて何杯も食べられるので
このような写真にしてみました。
この写真は調理場で盛り付けられて
お座敷に行く準備をしている「ぎばさ達」です。
私はおおよそこの小鉢で６杯位は平気で食べることができます

自家製のポン酢をかけて、白いご飯にかけたら
止まらない位ご飯が進みます

その他に、具のなにも入らない
みそ汁にこのぎばさを入れた「ぎばさ汁」も
汁が温かい分、風味が増すので磯の海草の旨みが満載です

是非お店で見つけることがありましたら
試しに、６杯と言わず７杯でも召し上がってください

そしてこの「ぎばさ」が美味しい季節は
この位の積雪がなければいけません。

昨朝主人が撮ってきてくれました。
ご近所「西宮家」の積雪状況です



白い漆喰の壁に映える、黒い屋根の色が
見えなくなるくらいに
どっしりと雪が積もって

引き戸を開けると箱ぞりに乗った
「めんこいわらしっこ（かわいい子供）」が
出てきそうな気配を感じます

角館発 きれいな雪が積もっています！！

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は　1日中雪　水分を含んだ重い雪です
最高気温は　1度　最低気温は　－1度
今日夕方のニュースで角館の積雪はついに
89センチになったそうです
今も雪が降っています。100センチの大台も夢ではありません

今日の写真は、今朝散歩の時いつもの景色ですが
雪のきれいさに思わず携帯で写真を撮ってしまいました

枝に付いた雪の華が重くなってとてもきれいでした
ちなみに夏の景色はこのようでしたそして散歩途中のお向かい松庵寺さんの
本堂の屋根と、屋根から落ちた雪と繋がりそうでした



これは雪を屋根から下ろさなくてもいいように
屋根に急傾斜を付けているので、上手く屋根から落ちるのです
昨年の2月28日のブログにもにも
載っていますが、温暖化で暖冬といわれていますが
世界中のＣＯ2削減協力でおかげさまで
昨年より雪が多いようです

雪が多くなれば確かに生活には大変ですが
さくらの開花の早咲きを食い止める事ができるので
まずは雪に降っていただきましょう

角館発 篠原ともえさんがやってきたぁ！！

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日お天気は　曇りときどき晴れ　
最高気温　2度　最低気温は　－2度

先日当店へあのテレビ等でご活躍の
篠原ともえさんがやってきました！！

1月29日放送の　ＮＨＫ朝8時35分から9時35分まで放送の
「生活ほっとモーニング」の取材で
角館を訪れてくださったのです

もう仕事後プライベートタイムでしたので
あんまり可愛いので、手の写真を写させてくださいと
お願いしましたら、こんな風にしてくださいました

少し前「シノラ～」と流行語になった彼女は
今でも可愛さは抜群です

最近テレビ等で声優など仕事の幅を広げて
大活躍です
少し若い頃より「大人可愛く」なりとっても　キュート！！でした

この日お化粧はすでにきれいに取って
きれいな素顔でした
ですので失礼ですので、彼女らしいめんこい手元を
撮らせて頂きました

是非是非
1月29日　朝　NHK 全国版　「生活ほっとモーニング」をご覧下さい！！

角館発 文化の高い角館 当店茶室にて初釜開催

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。


今日のお天気は　くもり時々小雨　そして小雪　
最高気温は　3度　最低気温は　1度
昨日あたりから比べると　いくらか寒が緩んだお天気です

今日の写真は　一昨日当店の茶室で行われました
表千家　佐藤和歌子先生社中の
お弟子さんたちとで行われました。
初釜茶会　　に使われました。
お濃茶席用の主菓子です。お菓子には今年の干支「丑」の焼印が
ほどこされ、味も薄甘くとてもお上品でした

このお茶会は当店のお茶室で開催され
普通であれば、先生とお弟子さんたちだけで行われますが
特別「写真を写させてください」とお願いして
ご協力いただきました

角館町は武家町ですので、とてもお茶や、お花のお稽古事が
盛んな町です。ですから芸術文化のレベルも高く
それを若い方々が伝承している。
角館の素晴しい文化です！！

写真の流れは、お濃茶席の前の「香合拝見」から始まり





お濃茶をたて始める前にお菓子を頂きます

いよいよ始まりです。二つ重ねた茶碗が印象的です



お道具を運びましたら、ふた置きをおきます。



袱紗をたたみます。指先のきれいさが非常に良く現れます。



茶杓を拭きます



ひしゃくでお湯を汲み



まずはお湯を入れて茶せん通しをします



お茶碗を拭いて、お茶入れから抹茶を入れて



よく練りこんでお茶をたてます。
さぁどうぞ召し上がってください



手先の美しさ、空気のきれいさが
日本の美しさと感じた時間でした

つくづく日本人に生まれて良かったと
感じた瞬間でした

見せていただいた、皆様ありがとうございました

角館発 な・な・なんと！！1日で積雪40センチ！！

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気　雪のち曇り
今日の最高気温　0度　最低気温　－3度
昨日から今朝にかけて積雪が40センチもありました

今日の秋田県のニュースで角館の積雪量は　64センチ！！　と
発表がありました

今日の写真は　「食堂いなほ」の前の風景です！我が家の看板娘「雪だるま」も
玄関先も埋もれて見えないくらいです

「雪だるま」ととなりに積み上げられた
雪の高さを見てください！！



驚く高さでしょう

そして街並みもご覧下さい



昔雪国で暮らした方であれば
とっても懐かしい雪の高さです

でも半日くらいで流雪溝へ捨てたり
融けたりして、あっという間に
半分以下の高さになってしまいました

嬉しくもあり、寂しくもあった雪の1日でした

角館発 1月中旬 とってもきれいな雪景色

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は　1日中雪
最高気温は　－1度　最低気温は　－4度
1日中　強　の冷蔵庫状態でした

今朝ほどの積雪は　＋20センチ
そして今日夕方まで　＋20センチほど積もりました
でもサラサラの雪なのでとってもきれいな景色でした

昨日お天気が良い時主人が武家屋敷通りで
とってもきれいな「雪さくら」の写真を撮ってきてくれました。
8月にも同じような場所で写真を撮ってきてくれましたが
冬は冬で又ため息が出てしまうくらいの景色です

そして早いもので今日で1月も半ば



昨年に引き続き今年も大変素敵なカレンダーを
頂きました



T社のyan社長さんより年末に頂き
昨年は申し込み、みごとに当たったのですが
今年は年末にしっかり頂きました
ありがとうございます

「日々是好日」「毎日毎日が無事でよい日であるということ」
それが何よりですこのような世の中ですのでそれが1番です
毎朝起きるとすぐ目に付く場所に張っておりますので
毎日毎日自分に言い聞かせたいと思っております

このカレンダーは
福岡県在住の書家「吉田真紀さん」が書かれたカレンダーです。

書家吉田さんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/makimaki-syo

書家吉田さんがが中心となっているサイト
　http://www.rena-japan.jp/

365日1文字ずつ書かれており
今年も1日1日大事に過ごして行きたいと思っております

yan社長さんありがとうございました。
ちなみに今日は先勝でした

角館発 久しぶりの楽しい雪！！

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は　曇り
最高気温は　－1度　最低気温は　－5度
昨夜から降り続いた雪は　今朝ほどの積雪量が25ｃｍ
長靴で歩いたら、ちょうど長靴の中に雪が入る位の高さでした

しかしお天気が良くとてもまぶしい雪日和です

雪が降ると雪寄せが大変
歩くのが大変・・・大変な事だらけのようですが
しかしなかなかそうでもないのです

今日の写真は「流雪溝」の写真です。
流雪溝とは雪国に良くある、町の道路の下を数本通っている
雪を流す為の溝です　　普段は蓋をしていますが


いざ雪を捨てるときはふたを開けて使います
深いところで、深さ1メートルくらい、浅い所でも80センチくらいの
幅60センチくらいの網状のふたを開けて決められた時間帯に
雪を捨てます

決められた時間帯は、丁内の皆さんが総出で出るので
楽しく会話しながら、お留守の家の前をみんなで寄せ合ったり
商店街のみんなで助け合って除雪をします
仕事を抜け出した白衣姿の「中華料理　東東」さんのご主人もいたり、
みんなの笑顔が仲の良さを物語っています！！



そして雪が降ったら当店自慢の「雪だるま製作！！」
まずは高さ1メートル30センチ位に雪を積みます
そして上を丸く削り真ん中をくぼませます



下の段の上に丸みを付けて行きます！



下の段の下も丸みを付けます！



そして周りを踏み固めてきます！
その時も丸みが出るように踏み固めます！



普通雪だるまは2個の雪の玉を重ねて作るものですが
そのようにして作ると、融けてくると
頭が落ちてしまいます
ですからこのように作るのが雪国流です

商店街のみんなと友好を深めた雪寄せをして
難儀をしながらも、大きな雪だるまを作り
お客様に喜ばれ楽しい雪の1日でした

そして
午後4時　「食堂いなほ」の店長伊藤が営業終了後
「看板娘の雪だるま」に目っこ・鼻っこ・口っこを付けてくれました



前回は
主人が付けて主人似でしたが
今回は店長の伊藤似の秋田美人のようです
さぁさぁ皆さんご一緒に写真こを撮ってください

角館発 料亭 稲穂 こだわりのめへっこ 新春飾り

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は　晴れ時々くもり
最高気温は　5度　最低気温は　－5度
なんと気温差10度です　ですが体感温度はもう少し寒いようでした

今日の写真は　1月いっぱい飾られている「料亭　稲穂」の
「こだわりの　めへっこ（店）　正月飾り」です！！

おいている商品はこだわりのもの（近じかご紹介します）ばかりですが
その商品を引き立てる正月飾り品々は今年も
倉庫から出されました
毎年出していても、昨年とは違う方法で！！
違う場所で使おう！！と頭をひねらせています
特別誉めてくれる方はそんなにいませんが
時々「我が家でも試してみよう」なんて言われましたら
もう嬉しくて嬉しくてしょうがありません

その中でも今年の目玉はいつものお花屋さんから戴いた
「センリョウの実っこ　の大束」　ありがとうございました



とても嬉しくて大きな花瓶に　ど～ん　と置かせていただいています

今日関東地方は初雪が降ったそうですね

同じ日角館は春先のような冬です
道路にはまるっきり雪がなく
昔で言えば「春なって雪融けたから短靴履こうか！」と言えるような天候です



しかし我が家の庭を見てみたら



この半月くらいの間に積った雪や
屋根から滑り落ちた雪で積雪が15センチほどありました
お客様には「ワッ！きれいな雪が積っている」と好評です

住んでいる私達にしてみれば
雪寄せがなく楽な冬ですが、来てくださる方にしてみれば
雪がなく。ちょっと寂しい冬のようです

やはり冬は雪が無ければ少し物足りない気がします。
雨乞いではありませんが、雪乞いをしたくなるような冬です

角館発 春の七草

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は　１日中曇り
最高気温は　1度　最低気温は－2ど
1日中さんび天気だったんし
昨日は暦の上で「小寒」さんびはずだんし（寒いはずですね）

今日の写真は明日1月7日に食べる七草です
皆さんは　「春の七草」　全て名前をいえますか？

「すずな・すずしろ・なずな・はこべら・せり・ごぎょう・ほとけのざ」
毎年覚えるのですが、5つくらいまでは完璧ですが
残り2つが言えません。来年こそは是非7つ言えるように
1年中念仏のように「ブツブツ・・・」と唱えています

春の七草の言われは、普通正月のご馳走で弱った胃袋を
休める為に七草を粥にして、胃を休めた！との事ですが
実はこれからの寒い冬に備えてビタミンの豊富な
野菜を厳選したものを七草と言い、風邪などひかないように
食べる！と言うこともあるそうです

この時期「料亭　稲穂」ではお正月の料理を
アレンジしてお献立の中に入れております

まずは今日・明日「吸い物」「稲庭うどん」へ春の七草を
載せてお出ししております

そして正月の祝い物「紅白なます」は



「秋田沖平目　あっさり和風マリネ」の天盛りに
秋田名物の「とんぶり（ホウキグサの実）」と共に出させていただいております



年末迄採れていた「秋田沖季節ハタハタの南蛮漬け」の天盛りに
やはり「とんぶり」と共に出させていただいております
普通の「紅白なます」もちょっとオシャレな「紅白なます」に変身します

「なます」は大根ですので消化を助けてくれるし
その他使用用途が多く、短冊切りにしたレタスなどとも相性抜群です

是非色々試してみてください

角館発 稲穂流 雑煮

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は　曇り
最高気温は1度　最低気温は　0度
おだやかなお天気でした

今日が仕事始め、年頭の挨拶の後関西方面からの
団体様のお客様がありました
お献立の中に正月ならではの品々もあり
大変喜んでいただけました
ありがとうございます。感謝いたします

今日の写真は「角館発　稲穂風　お雑煮」です。
出汁は昆布とカツオ節でとって
醤油・本醸造酒・砂糖・塩で味付けをしております
そこへ春の山菜の塩漬けを塩出しした。わらび・さく・ふき・竹の子
を入れてだし汁を作ります
四角い餅を焼きその上に山菜入りの汁をかけて
細切りの油揚げ、刻み葱を載せます

とここで気が付いたこと！！三つ葉も入れるのでした・・・
来年は忘れず入れます

この土地ならではの山菜ずくしのお雑煮です。
皆さんのお住まいのところはどんなお雑煮ですか？

そして昨春大学生になった娘が
お正月だから着物でも着て見ないか？と聞いたら
派手な着物を着て見たいと言うので
私と体格が似ているので、私の若いときの訪問着を着せてみました




すっかりその気の娘ですが
メールが来たらこの通りです携帯は離せないようです・・・

そして長男は帰省せず、沼津市での大学生活最後の
お正月をエンジョイしているようです

「おーい！！お雑煮は食べたろうな？？」
母から息子への一言でした