日々好日

さて今日のニュースは

イラク復興支援

2007-05-06 10:15:46 | Weblog
日本政府は7月末期限切れになる空自派遣を定めたイラク復興支援特別措置法を 2年延長する改正案を国会に提出成立を目指している。
ところが、イラクのマリキ首相は、イラクに対する日本の経済支援や陸自による
南部サマワの復興支援活動には感謝しつつも、年内に日本の派遣が終わる事を望む
との声明を発表があり、イラク支援の在り方に疑問がでてきました。
日本は基本的には国連の要請で空自派遣をしているので、イラク政府の意向は無視延長をめざしている。また国連事務総長からも麻生外相に空自派遣継続の要請を
受けたとの事です。
イラクが望まない空自派遣の派遣延長、国連の要請とは云え果たしてそれで良いの
でしょうか?イラクの治安は益々悪化し、腰を引いた日本に何時犠牲が出てもおかしくない状態です。ひとつにはそれを理由にマリキ首相の思いやりでもあります。
友人を傷つけたくないと、異例のメッセージを無にする日本政府も、アメリカや
国連との色々なしがらみに苦渋の選択をせざるを得ない理由がある様です。
英国を始め色んな國がイラクからの撤退を検討している中何か国民の思いとは別に
走っている様でもどかしさを感じるのは私だけでしょうか?
本当にイラクの国民願いがそうであれば、いくら巨額の国費を投じても良いが、そうでないならば、我々の税金の無駄遣いではなかろうか?