日々好日

さて今日のニュースは

赤ちゃんポスト

2007-05-16 11:27:03 | Weblog
新設されたばかりのこうのとりのゆりかごに飛んでもないものが預けられた。
明らかに赤ちゃんとは云えない3才の男の子趣旨をはき違えたのか、万やむを得ず
親が捨てたのか?或いはすがったのか?それは判らないが、しょつぱなから、難しい問題を突きつけてきました。大きくても小さくても命にはかわりません。
しかし明らかに設置の趣旨を逸脱しています。ここまで手を広げると収拾がつかなくなり、折角の思いが壊されてしまいそうです。
それとは別にこの件に関する政府関係者の冷たいコメントには腹が立って来ます。
誰も好きこのんで子を捨てる親は居ないでしょう。止むにやまれぬ事情があったと
思いたい。暖かい環境で生まれ。恵まれた生い立ちの人。最低生活を経験した事の無いような人が大部分の政治家先生達に理解せろと云っても無理な事です。
この様な社会を作ったのは誰ですか。我々です。
会社は終身雇用から成果主義に変わり、正社員をリストラして派遣社員や、パート
に変える。婦人の意識改革で社会的地位や家族関係さては性に対する考えも変化し
また、消費社会はブランド品や通販の氾濫。カード社会は借金地獄を作り出し
何処の家族も色々の問題を抱え崩壊寸前と云っても過言ではない。
家族の崩壊は、地域の崩壊につながりやがては國の存亡に関わって来る事は今まで
の歴史が教えてくれます。
これに対して政治家の先生たちは、自分の保身と原則論で議論ばかり、たまりかねて誰かが何かしようものなら、よってたかって叩きつぶしにかかる。
それをもろに受けるのは力のない子供たちです。
日頃思っている事を述べてしまい申し訳ないです。
ただ、この件で折角の院長の思いが潰される事が無いように願いたい。
そのためにも、よく趣旨を理解して適切な利用が望まれます。