日々好日

さて今日のニュースは

消えた年金

2007-05-31 11:47:16 | Weblog
社会保険庁の年金記録の不備による宙に浮いた年金5,000万件受給者数で25万人。額で950億このうち国庫負担分60億と云う推計が発表された。
こんな巨額な額が今まで判らなかったと云う事が不思議でなりません。
平成9年1月以前の国民年金や厚生年金等が手帳記号番号を使っていた頃のミスと
云われるが、基礎年金番号を使用している現在も、起こっているのではないかと
不安と不信の方々が多いのではないかと思います。
政府は消えた年金ではなく、所属不明の年金だと力説しています。1年間に
2,880万件を解明して支給しますと云う。後の残りは暫時判り次第手続きを
しますと、余り当てにならない事を云って居るように思えます。
兎に角年金時効撤廃特例法案と社会保険庁改革関連法案を早く可決して参院選で
年金問題が争点になる事を避けたい構えが見え見えです。
しかし、この様な大問題を未解決のまま、社保庁を改革して良いのか?国民の
多くは疑問に思って居ると思います。今度は半ば民営化と思える様な改革です。
今以上に問題が起きて来る恐れが有る様に思えてなりません。
5時間の充分な審議を尽くしたので、強行採決をしたとの説明でしたが、国民は
これを納得したでしょうか?
何故こんなに可決を急ぐのか?社保庁責任逃れのための改革案?阿倍政権救済の
為の改革案だからでしょうか?
こんな憎まれ口の一つも叩きたくなる様な展開です。