油

東京取引所の大発会で、いきなり株価が、１万５千円を割り今年波乱の幕が開けたと言う。
これは海の向こうの米国のサブプライ問題や原油価格高騰によると言われる。
その原油価格はとうとう１バレル１００ドルに達したと言う。
まさかの価格です。でも更に１バレル２００ドルも夢ではないと囁かれるのも満更
作り事ではない様な気がします。
原油価格が１バレル１００ドルとなると日本のガソリン卸し売り価格はそして石油製品は幾ら値上がりするのか、聞くだに恐ろしい感じがします。
高騰の背景は中国等新興国の急成長の依る原油需要の伸び。中東アフリカ産油国の政情不安定で需要逼迫感の恒久化。ヘッジフアンドや年金基金の機関投資家の石油先物投資の増加。ドル安等で投機先を金融商品よりてっとり早い原油投資に集中して来て原油は確かに儲かる投機の対象になってしまった事です。
その世界の石油埋蔵量は１兆１１００億バレルと推定されると言う。
これは今の勢いで消費していけば世界総消費量３７年分だそうです。
全世界の原油枯渇年数は６８年となり先の推定年依り１１年縮まったと言う。
ガソリンがこの世から無くなったら一体どうすれば良いのでしょう。
それも間違いなく近い将来に確実に来ると言う。
世界で３番目の原油消費量が多い日本残されたリミットは残り少なくなって来ました。
化石燃料から代替燃料への転換が上手く行ってない日本ですが、大丈夫なんでしょか。今はガソリンが高い高いと言っていますが、ガソリンが手に入らなくなる
時代が確実に来ると言う現実は、覚悟しておかねばならない事かも知れません。