日々好日

さて今日のニュースは

ダボス会議

2008-01-27 12:02:32 | Weblog
世界経済フォーラム年次総会ダボス会議に出席の我が国の首相が久々に地球温暖化
対策でクールアース推進構想を発表した。
これは途上国の地球温暖化対策支援に1兆円規模の資金を投入し、国別削減目標を
提唱するとともに、削減数値目標に基準年も見直して、新興国の中、印の参加を
促すと言う、もし実現出来たら画期的な構想と思われます。
洞爺湖サミットに向けリーダーシップが発揮出来るか試金石になると思います。
果たして2020年までに世界のエネルギー利用効率を30%改善させる目標設定が可能なのか?もし出来たら地球温暖化対策にとって朗報と云えます。
日本も発表した以上責任を持って努力する義務を負った事になります。
世界同時株安や米国のサブプライムローンの問題、原油高の問題では人ごとの様に
緊急に対応する意識を持った各国の一斉行動が大事と言っているが、日本の対応
を聞かれると、これは米国の問題から発生した事態なので、成り行きを見守り
別に対策は考えないと言わぬばかりの回答、呆れてしまいます。
日本の与党の幹部も同じ様な考えで米国の問題のとばっちりで日本の景気は悪化
していると言わんばかりで、何の対策も打とうとしない。
これでは、世界で一番の幅で株価下落し、他の國の株価がもとに戻ったのに、日本だけがゆるい反応しか見せないのも当たり前です。
どうも日本の政財界は危機意識がいまいちではないかと、思われても仕方ないのではないでしょうか?
この世界同時株安に対し日本政府はなんの対策をしましたか?
金利の引き下げは、出来ない様な低金利だし、財政支援する程ではないと、米国の
対応を見守るだけの無策振りではなかったか?
この世界同時株安でどれだけのカネが消えてしまった事か。我々の年金運営資金
も何兆円もふっとんだ事でしょう。
国民の財産を守るためもっと真剣に取り組んで欲しいものだ。