many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

TAKE IT EASY

2009-12-09 22:38:20 | 岡崎京子
岡崎京子 平成元年 スコラ・バーガーSC版
いくつか版があるらしいですが、私が持ってるのは背表紙が赤いやつ。
順番としては「退屈が大好き」のあとくらいになるんでしょうか。
収録作は、「TAKE IT EASY」「ハワイ・アラスカ」「さようならの夏」
「TAKE IT EASY」は全10話の長編もの。
そば屋のせがれで浪人生のどこにもいかない日常の物語。
番外編として「ローマン・ホリデイズ」が付いてます。
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退屈が大好き

2009-12-02 20:54:06 | 岡崎京子
岡崎京子 1987年 河出書房新社カワデ・パーソナル・コミックス
もってるのは1989年10月の再版だけど。
『ボーイフレンド is ベター』に次ぐ短編集、『バージン』から数えると三つ目ってことでいいんでしょう。
収録作品は、
「PICNIC」
「山田!恐ろしい女」
「ポータブル・ボーイ」
「サッカリンフレンドシップforガールズ」
「No Future Boy No Future Girl」
香港スペシャル・ガイド「香港ランニング」
「香港コーリング」
「恋する乙女は小さな野獣」
退屈で大好きなモノゴト(1)「星くず兄弟の伝説」
「イカす渋谷は恋の街」
東京マドモアゼル劇場「ペスよ尾をふれ!」「恋の八方ふさがり」「ケン太の涙」
退屈で大好きなモノゴト(2)「セックスなどの事」
「ガールフレンド123456」
「どてらいわしら123」
「N・W(ニューウェイブ)危機一発!!」
「処女の祈り(ヲトメのイノり)」
「“超能力少女A(仮名)”」
「続“超能力少女A(仮名)”」

なかみは、女性のストレートな思いっつーか、えげつない話が多くて、女子更衣室だか給湯室だかの話をきかされてるよーで、男子としては困ってしまいます。
あるとき“江戸ムラサキ”の瓶が自分の力では開けられなくて、「あー、男欲しいなー」とかいうセリフが飛びだすくらいなら、まあ面白いですけど。
あと、このころから、彼氏・彼女のことを“ラブリー”と称するヲカザキ節が始まるんですが、これは私もマネして使ってました。
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ボーイフレンドisベター

2009-11-22 21:36:25 | 岡崎京子
岡崎京子 昭和61年 白泉社
岡崎京子の第2短編集、かな? もってるのは平成元年の第2刷。
なかは、3つに分かれてます。
☆東京ガール・もの
「ウォーキン・オン・サンデー」
「東京の灯よありがとう」
「プリンセスガールズ」
「夏休み」
☆東京マドモアゼル・もの
「ヨ・レイホ」
「じゅんこちゃん大変身!」
「恋はエスプリ」
「お嬢様を探せ!」
「さよならお嬢様」
☆謎のノージャンル・もの
「図鑑少女」
「名前と言葉」
「ドッペルゲンガー」
「人生のいい目」
東京ガールものは、著者の作品にこれまでも・その後もありがちな、男の子と女の子のどーしよーか的なもの、あるいは女の子同士のしゃべくりものが含まれてます。
東京マドモアゼルものは、お嬢様とは何かみたいな、当時の話題があって、今読むとなつかしい。
謎のノージャンルものが、私は一番好きです。
「名前と言葉」に、サボテンに「ゴビ君II世」と名前をつけてる描写が出るんですが、これが気に入っていて、私も部屋にサボテンを置いてたとき、ゴビ君と名前をつけてました。
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セカンド・バージン

2009-09-23 20:40:44 | 岡崎京子
岡崎京子 昭和61年 双葉社
岡崎京子2冊目の単行本は、長編です。
っていっても、一話6~8ページの短いチャプターが続き続いて32話って形。
タイトルは、一冊目が“バージン”で二冊目が“セカンド・バージン”って分かりやすすぎだけど、あとがきにいわく
>タイトルは担当の方がつけて下さったんです。私が考えてたのは“ノンキな母さん”“母さん星みつけた!”でしたから。
というわけで、母娘モノ。
母と娘が同じ男に魅かれてるような(…なんて書くと、ひどく俗だな)、少なくとも娘のボーイフレンドは間違いなく母に惚れてしまって手紙を書いてきたりとか、そんな話を岡崎京子らしい軽さで描いてます。
けっこう好きなマンガ。

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バージン

2009-09-22 23:46:48 | 岡崎京子
岡崎京子 1989年 河出書房新社カワデパーソナルコミックス版
これは改装版らしいです。オリジナルは持ってません。
岡崎京子の第一短編集。
収録作品は、
「CONCRETE JUNGLE」
「彗星物語」
「How to USE TANGPONG(タンポンの正しい使い方)」
「あねいもと」
「CURRY RICE」
「愛と悲しみのパーティー(仮題)」
「EATING PLEASURE」
「まんが家物語」
「TVより君が好きさ」
「赤ヒ靴」
「SCREEN・SINGLE BED」
「SHY BOY」
「WEEK END」
「花」
「WHITEDAY SNOW DAY」

ちなみに、あとがきによれば
>“バージン”というタイトルは別に処女作品だからそー、という訳ではなく装幀者の沢田としき氏と(略)たまたま何となく2人ともバージン・レーベルのレコードが好きだったのでつけたんでした。

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