諸星大二郎 2019年2月 小学館・BIG COMICS SPECIAL
きのう、雑誌(将棋世界)買いに本屋へ行って、なんか新しいものあるかなとコミックのエリアにも行ったら、これ見つけた。
いいぢゃないですかー、新生活の初日に、諸星先生の新刊を手に入れるなんてー、幸先がいいというか、前途を祝福されてるような気分になれた。(単純なのだ。)
「諸星大二郎劇場 第2集」ってなってるけど、1ってなんだっけって帰ってきて本棚見たら『雨の日はお化けがいるから』だった。
いいねえ、去年のことぢゃないですか、このペースで短編集出続けたらうれしいったらありゃしない。(でも、西遊妖猿伝は?)
連作の「オリオンラジオの夜」は、巻末の著者解題によると、若いころ深夜放送を仕事のBGMにしてて、
>主にその頃、ラジオに流れていたヒット曲、特に洋楽をモチーフにして、ちょっと短編を描いちゃってみよーかなーなんて思ってやっちゃったのが、このシリーズです。
ということだそうで、そうですか、描いちゃってみよーかなーですか、そのノリで今後もおねがいしたいですねえ。
なので、曲の時代はちょっと古いことになってて、60年代から70年代にかけてというとこかな。
オリオンラジオってのは、どこから放送してんのか、周波数とかもわかんない謎の放送で、屋外の特定の場所でしか聞けないし、それも冬の晴れた日にしか電波入らない。
最初の三話では、そのラジオに魅入られたように聴いてたひとが、どこか遠くへいなくなってしまって、こちらの世界に残された親しいひとに何かを伝えようとしている、みたいな調子。
四話目は、諸星作品らしいSFっぽい話なんだけど、これに出てくる『西暦2525年』って曲はまったく知らないが、ちょっと聞いてみたい気がする。
五話目は異界の話、六話目はスリラー調、いずれも諸星テイスト満載だと思います。
「原子怪獣とぼく」と「ドロシーの靴」は、音楽ぢゃなくて映画を題材にして、少年が異界に迷い込むような感じのもの。
いいよねえ、日常のすぐとなりに、なにか違うものがあるって雰囲気、「夢見る機械」とか「影の街」とかってころからのおなじみな諸星ワールドで。
コンテンツは以下のとおり。
オリオンラジオの夜
第1話 サウンド・オブ・サイレンス
第2話 ホテル・カリフォルニア
第3話 悲しき天使
第4話 西暦2525年
第5話 赤い橋
第6話 朝日のあたる家
原子怪獣とぼく
ドロシーの靴 または虹の彼方のぼく
きのう、雑誌(将棋世界)買いに本屋へ行って、なんか新しいものあるかなとコミックのエリアにも行ったら、これ見つけた。
いいぢゃないですかー、新生活の初日に、諸星先生の新刊を手に入れるなんてー、幸先がいいというか、前途を祝福されてるような気分になれた。(単純なのだ。)
「諸星大二郎劇場 第2集」ってなってるけど、1ってなんだっけって帰ってきて本棚見たら『雨の日はお化けがいるから』だった。
いいねえ、去年のことぢゃないですか、このペースで短編集出続けたらうれしいったらありゃしない。(でも、西遊妖猿伝は?)
連作の「オリオンラジオの夜」は、巻末の著者解題によると、若いころ深夜放送を仕事のBGMにしてて、
>主にその頃、ラジオに流れていたヒット曲、特に洋楽をモチーフにして、ちょっと短編を描いちゃってみよーかなーなんて思ってやっちゃったのが、このシリーズです。
ということだそうで、そうですか、描いちゃってみよーかなーですか、そのノリで今後もおねがいしたいですねえ。
なので、曲の時代はちょっと古いことになってて、60年代から70年代にかけてというとこかな。
オリオンラジオってのは、どこから放送してんのか、周波数とかもわかんない謎の放送で、屋外の特定の場所でしか聞けないし、それも冬の晴れた日にしか電波入らない。
最初の三話では、そのラジオに魅入られたように聴いてたひとが、どこか遠くへいなくなってしまって、こちらの世界に残された親しいひとに何かを伝えようとしている、みたいな調子。
四話目は、諸星作品らしいSFっぽい話なんだけど、これに出てくる『西暦2525年』って曲はまったく知らないが、ちょっと聞いてみたい気がする。
五話目は異界の話、六話目はスリラー調、いずれも諸星テイスト満載だと思います。
「原子怪獣とぼく」と「ドロシーの靴」は、音楽ぢゃなくて映画を題材にして、少年が異界に迷い込むような感じのもの。
いいよねえ、日常のすぐとなりに、なにか違うものがあるって雰囲気、「夢見る機械」とか「影の街」とかってころからのおなじみな諸星ワールドで。
コンテンツは以下のとおり。
オリオンラジオの夜
第1話 サウンド・オブ・サイレンス
第2話 ホテル・カリフォルニア
第3話 悲しき天使
第4話 西暦2525年
第5話 赤い橋
第6話 朝日のあたる家
原子怪獣とぼく
ドロシーの靴 または虹の彼方のぼく