kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

刺激を与え合いながら

2006-04-01 | Weblog
4月になりました。エイプリルフールなので何か考えたかったのですがとくに想い浮かばす…。ボケる感じでもなかったので結局何もしませんでした(笑)

練習は投擲ブロックも含めかなりの人数(20人位)で開始。うーん、2年前の4月1日には2人しかいませんでした。そのことを考えるとチームらしくなってきたなーと感慨深いものがありました。投擲、長距離、短距離の専門の指導者がそれぞれいる環境はなかなかないと思います。同じ地区でもうちぐらいではないでしょうか。これから先に期待できるチームになると思います。

練習はスピード持続を意識したものに。最初のショート加速でピッチアップしながらスピードを上げていく感覚と中間疾走での膝の引き出しに意識を置き動きを作りました。これが案外良い感じで全体的にかなりのスピードが出てました。ポイントを押さえた動きが出来てきている感じを受けました。最近は基本に時間をかけてきたので、今日の加速走で中間への結び付きが一気にうまくいった感じを受けました。

メイン練習の前に練習のポイントを指示。少し長い距離を走るので心理的に抑えてしまう。そこを強い意志で前半から高いスピードを出して維持していくことができなければ効果は得られない。250は昨日練習したカーブ走との結び付きを意識し、ラストのピッチの維持を重視。450は400の通過の設定をクリアしてからラストの50mでの動きのコントロールを重視。

短短は4継を組む男子3人が一緒に走りました。中でもおーたが際立った強さを見せる。タイムも流し読みで29~30くらい。かなりのスピードで走れました。今までは一人で走ることが多かった(スピード的に)が、近いレベルの選手がいることで刺激を受けて力を出せるようになってきたのでしょう。前は疲れてくると12秒台の選手にも並ばれてしまうくらいのスピード低下でしたが最近はワンランクはあがってますね。これはなかむらも同様。スピードレベルに差はありますが競り合うことで良い練習ができました。前につこうとする姿勢が見られ低下を抑えられるようになってきた。

短長も刺激をしあいながらの練習になりました。いしべは2本とも400の通過が56秒。とくに2本目は今まで1人で走っていたのが練習パートナーがいることで負けられない意識が出てくるのでしょう。女子はおーまち&みなみが競り合いながら走る。ラストは少し離れましたがこちらも刺激を与え合いながら走れました。実際問題みなみが450を走り切れるかどうかは未知数でした。走る前には「300で止めても良い」と話していたくらいです。それでも最後まで走れたのはでかい。おーまちが68通過、みなみが69通過くらい。設定通りの走りができました。2本目は分担して2人でおーまちを引っ張る。最初の250をともが引っ張ったのですが40~41でいきました。前々から課題は後半なのですが大体2本目は全く
動けませんでした。それが250で前半から積極的に走ることができた。おーまちを仲間が引っ張ることでおーまちの練習にもなるしともやみなみの練習にもなる。目標を共有してるからできる。半月前とは違うチームになった感じがしますね。

2年前、新3年生が入部してきたときから比べるとかなり力が上がってきました。今やっていることを信じて下さい。「効果があるの?」と疑っていては効果は半減以下になる。きちんと信じてやっていけば成果は出ます。それはkanekoと選手の信頼関係で成り立つわけで。互いに信じなければ強くはなれないでしょう。うちのチームのキーワードは「信」です。自分自身を信じ、仲間を信じ、未来を信じていく。それによりチームには信頼関係が生まれてきます。

強くなりましょう。限られた時間の中で互いに刺激しあい高めていきましょう。県総体まであと2ヵ月弱。みんなで力を合わせ、目標を共有していきましょう。
コメント
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