kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スポーツテスト(ぐったり・・・)

2006-04-27 | Weblog
 今日はスポーツテストがあった。商業側だけですが。毎年うちのスポーツテストでは陸上競技場で男子は1500m、女子は1000mの記録測定を実施。赴任した時から「走った方が良い」と言われ続け、kanekoもずっと走ってます。ずっとというのは全力で1本走るのではなく、全生徒が走るのに合わせてひたすら生徒を引っ張るという恐ろしい話しです。今年度から1学年少なくなったので2本ほど減りました(女子2本)。これだけでも救い。1年目は全て走ったのですが(1000m×6本、1500m×2本)、最近は無理なので途中の400mとか300mをとかをとびとびで引っ張ってます。それでも結構しんどい。今日一番走ったのはkanekoか?

 これが午前中に終わったので1次アップ終了。その後50mの測定係に任命されたのでひたすらタイムを測定。うちの選手は案外速い(当たり前?)。きちんとしたフォームで走れています。素人からスタートしても1年くらいやると違うんだね(当然)。

 本練習はかなり良い感じ。内容云々よりも雰囲気がkanekoは好きでした。それぞれが自分たちで指摘しあいながら練習を進めたり、一番きついところで頑張れる。いいことです。特別みなみを褒めるわけではありませんが、一番しんどいところで3年生が前に出て引っ張るという姿勢はやはり大事。それだけの気持ちがあるのでしょう。それをみて下級生はしっかりと走らなければいけない。「スピード」だけでいったらみなみより速い選手はいますが、それだけでない部分があるから最後先頭に出て引っ張ることができる。良い傾向です。女子はあの姿勢から感じるものがあるか?「チーム」として「仲間」として、互いの気持ちを感じながら練習ができるか?1人1人が少しずつ力を高めることでそれが相乗効果を生み出し、リレーで1秒短縮できる。大事なことです。いつも言うことですが、うちには「エース」といえるほど力がずば抜けた選手はいません。だったら、短長の5人が力を合わせて、「エース」不在を補う力を出していくしかないんですよ。現時点で地区大会のタイムだけみれば、うちは9番目。土のグランドや選手を使っていないチームだってある。そのなかでどうやって6番以内に入るのか?考えていかないといけないですね。

 男子はおーたが脚の調子が悪いのでポイントをその都度指摘していました。自分が走れない時に他の人の動きを見ることは大事。他の人に指導することで自分の動きに返ってくる。ポイントを理解していないとできないことなので意識していくことが大事でしょう。3年生は大きく成長してきています。自分たちで自然と指摘しながらやっています。残念なのは商業側に2年生がいなかったこと。Shokoになり2年生も入りましたが、まだ十分に伝わらないものがある。これから残された時間でしっかりと伝えて欲しいですね。

 最近の「tokusho」は短距離&長距離&投擲と部員数も増え、それぞれの活動が盛ん。ロングは復活してきました。1年生がしっかり(まだ足りないけど)入ってくれたので春先と比べるとかなり復活。良い傾向です。身近なところで頑張っているチームがあるから自分たちも頑張れる。これはきっとお互いに思ってくれているはず。指導者も選手も。同じ練習をしているから「チーム」ではなくて、「同じ想い」でやっている姿を互いに見て、共有することができるから「チーム」として活動ができるんだと思う。

 嬉しいことに、うちの顧問は3人とも「陸上が好き」です。それもものすごく(笑)。だからこそこうやって刺激しあいながらやっていける。それを見ているから選手も互いに意識しながら頑張っていけるのでしょう。嬉しいね。
コメント
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